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「似合う髪型がわからない」「切りたいんだけど、どのくらい切ればいいかがわからない」「いつもひとつ結びになっちゃう」…
インスタで4万フォロワー以上のアカウント、日本髪型研究所・似合う髪型コンサルタントの篠原龍さん。「似合う髪型のつくりかた」がいま話題です。
オトナサローネ編集部 星(以下星)「今日はお風呂でのヘアケアについてですが…。ここにもNGがあるんですね」
篠原さん「そうなんです。実は、間違った習慣で髪を傷めている人が少なくないのです。」
篠原さん「せっかく努力してるのに、ザルに穴が空いていたら全ての努力が無駄になってしまいます。」
星「時間を掛けてケアしても無駄に…? それは勿体ないですね。」
篠原さん「というわけで、まずはお風呂でやってほしくないBest3を発表します!!
お風呂でやったら普段の努力が無駄になる3つのこと

篠原さん「第3位。トリートメントを塗って時間をおくのは無駄です!」
星「エエ~!? これは絶対やったほうがいいと思ってました。美容院で、『時間を置いた方がいい』とアドバイスされたことのある人も多いと思うのですが…」
篠原さん「最近はトリートメントのメーカーさんも時間は置かなくて大丈夫と言っています。時間を置く意味はないし、置いても仕上がりは変わりません。むしろ、水はツヤ髪の敵です。水蒸気で保湿するというのも昔の間違った考え方です。」
篠原さん「第2位、これは行為そのものが無駄というより、この行為をすることによって他の努力が無駄になるという行為です」
星「普段のケアも水の泡、というわけですか…」
篠原さん「濡れてる時は髪の中の水素結合が切れています。その弱い状態で圧力をかければキューティクルが剥がれます。クセもつきます。お風呂では髪は結ばないでください!」
篠原さん「濡れた髪を結ぶのは、百害あって一利なしです。キューティクルはボロボロ、アホ毛や癖の原因になります。どうしても結ばなければならないとき、たとえば公共のお風呂に行って髪をまとめなければいけないときなどは、せめて最後に髪を濡らしてリセットしてからあがりましょう。」
普段の努力が無駄になること第1位は…
篠原さん「そして第1位! タオルターバンは全てのヘアケア・努力を無駄にする悪の親玉です。結ぶことの何倍も傷みます!」
星「結ぶより圧は弱い気がするんですが、それでも傷むんですか?」
篠原さん「はい。ゴムで結ぶより恐ろしいのは、圧力がかかる範囲が広いからなんです。」
篠原さん「前から後ろまでまんべんなくキューティクルが傷つき、クセもつきます。タオルターバンしてるお客様の髪をデザインするのはプロの僕でも難しいです…。はっきり言いますが、今あるクセは年齢のせいではなく、タオルターバンの影響の人がほとんどです」
星「篠原さんは一貫してタオルターバン撲滅を唱えていらっしゃいますよね。ただ、多くの人がやっているというのは、それだけ便利だということ。お風呂上がりに顔のケアをするとき、髪が邪魔でついタオルターバンしてしまう人も多いと思うのですが…」
篠原さん「ケアをするその時間だけターバンするなど、髪に負担をかける時間を短くする工夫をしてみてください」
篠原さん「この3つをやめるだけで髪はキレイになります。ザルに穴が空いていては水は溜まりません。まずは、ザルの穴を塞ぐことから始めましょう!!」
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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