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長年積もった無茶で、身体のあちこちが悲鳴をあげはじめる40代。生活習慣病や婦人科系疾患だけでなく、身体そのもののガタも気になります。この先、取返しのつかない年齢になってから後悔しないよう、今のうちから「姿勢」には気をつけたいもの。中でも注意すべきは、「立ち方」と「歩き方」なんです。

そもそも東洋人は、生まれつき下半身に負担がかかりやすい骨格だと言われます。後傾した骨盤から脊椎がまっすぐ伸びているせいで、腹部のクッションが弱いのが原因。30代まではこの不利さを筋力でカバーしていましたが、40代からは「今後40年間どれだけ身体機能を残せるか」を意識したいもの。なぜって、故障個所が出れば出るほど、アクティブに過ごせる時間が減っていくからです。要するに、「姿勢ブスは老けるのも早い」というわけ。かといって、「では今日からエクササイズを!」と意気込んでもどうせ三日坊主で終わります。何かを始めるのではなく、「間違っている部分を少しずつ正す」ことで、身体への負荷を減らす3つのポイントを。
▶まずはO脚を改善
一説には、日本人の8割がO脚とされます。内ももからお尻の筋肉が弱いのが原因の一つ。重心が偏ると足の外側の筋肉ばかりが発達して太く見えるだけでなく、ひざ、腰、土踏まずなどにむだな負担がかかります。でも、大丈夫。気がつくたびに重心を正しく整えていれば、いずれ立ち方そのものが変わります。ポイントは、足のかかとと親指を意識すること。簡単な矯正方法があります。
1・はだしになって、足を肩幅に広げ、両足のかかとだけで立ちます。
2・そっと親指の付け根を着地させます。
3・残りの指をゆっくり床につけてください。
どうですか?これで重心はかなり内側に変わったはずです。足の指の間隔が広がり、自由に動かせることにも驚くはず。これが、あなたの正しい立ち方バランスです。気がつくたびに心がけて。
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OTONA SALONE|オトナサローネ
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