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40~50代になると、顔やからだのたるみが気になる……。
そんなお悩みはありませんか?
日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれており、昨今の研究では閉経の平均値は52歳で、閉経前後の5年間が更年期と定義されます。
この時期はホルモンバランスの影響で、からだや心のさまざまな不調に悩む女性が多いようです。
更年期女性によくあるお悩みのひとつに「たんぱく質不足」があります。
今回は、たんぱく質を補うプロテインについて「あんしん漢方」の登録販売者、円山真由佳さんと一般社団法人日本サプリメント協会理事長、後藤典子さんに教えてもらう【後編】です。

「プロテインは、添加物やカロリーが不安」そんな方には、漢方薬がおすすめです。
漢方薬は、からだの内側から美しさをサポートする効果が期待できます。
肌やからだの老化の原因としては、乾燥や血行不良、栄養不足、筋肉量の低下、ホルモンバランスの乱れなどが考えられます。
対策には、
・水分の循環をよくして肌に潤いを与える
・血流をよくしてからだに栄養をいきわたらせる
・ホルモンバランスの乱れを整える
などの働きをもつ生薬を含む漢方薬を選び、根本改善を目指します。
漢方薬は心とからだのバランスを整え、肩こりや冷えなど、ほかの更年期の不調にも同時にアプローチできるのがメリットです。
・桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん):血液循環の滞りを取り除き、からだに熱や栄養をいきわたらせます。冷えや肩こりが気になる、体格がしっかりした赤ら顔の方に。
・当帰飲子(とうきいんし):肌に栄養と潤いを与える四物湯(しもつとう)にかゆみを抑えたり、皮膚機能を高めたりする働きのある生薬を配合した漢方薬です。冷え性、乾燥肌の方に。
漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、自分の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、思わぬ副作用が生じることもあります。
自分に合った漢方薬を見極めるには、プロの力を借りるのがおすすめ。
「あんしん漢方」のような、漢方のプロがAI(人工知能)を活用して個人に効く漢方を見極めてくれるオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。
相談から購入までスマホで完結し、漢方薬がお手頃価格で自宅まで届く手軽さが魅力です。

プロテインでたんぱく質を補うことは、肌のたるみやハリ対策だけでなく、更年期に起こりやすい倦怠感や筋力低下の予防にも効果的です。
また、更年期のお悩みを根本改善するなら、専門家に相談して漢方薬を飲むのもいいでしょう。
更年期症状の出始めでこの先が不安な方は、ぜひプロテインや漢方薬を検討してみてくださいね。

あんしん漢方 ライター
円山 真由佳(えんやま まゆか)
医薬品登録販売者。ドラッグストアでの医薬品・化粧品販売を経て、市販薬の使い分け方を広めるべく執筆・情報発信を行う。美容薬学・アロマテラピーの資格を保持し、インナーケアや女性の不調ケアにも精通している。表面的な悩みの奥にある潜在的な悩みをくみとり、対症療法ではなく根本改善を目的としたアドバイスを得意とする。症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

一般社団法人日本サプリメント協会理事長
後藤 典子(ごとう のりこ)
同志社大学文学部を卒業後、編集プロダクションを経て、医療・健康ジャーナリストに。
Youtubeチャンネルで健康リテラシー向上のための情報を発信している。
2023年よりSフードプロジェクトのリーダーとして、機能性表示食品ののぞましい発展を支援する活動をしている。
この記事のライター
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