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さんきゅう倉田です。芸人をしています。芸人をしながら3回受験して東大に通っています。ゼロから勉強して、3年合格。えらい。すごくはないけれど、えらいと思います。
大学に入ってたくさんの友人ができました。勉強の話もするし、時折恋愛の話もします。一部の学生は、「大学に入ったら恋愛するぞ」と意気込んで入学するようです。
受験勉強があったので満足に恋愛ができなかったのでしょう。中高一貫の男子校出身者が多いので、環境によって恋愛を阻まれていた可能性もあります。
そんな東大生たちの恋愛、異性との距離感について語っていただく【後編】です。
◀この記事の【前編】を読む◀◀◀こちらから◀◀◀
「よかったらキスしちゃってください、って言われたんだけど、全然よくないわ笑」
東大の同級生(19)に、その話をしました。
彼は照れ笑いを浮かべながら、「自分はそういうことをしたことがないからよくわからないよ」と言っていました。
可愛い。そう思いました。
「そういうこと」という指示語で表現しているところがいいですね。
ぼくは日本大学を卒業しています。そのときの同級生と今の同級生を比較すると、恋愛に強い興味を示している人の割合は日本大学のときのほうが多いように思います。日本大学では100%だったけれど、東大では体感70%くらい。
恋愛に強い興味がある人、恋愛には興味がないけれど意中の人がいる人、恋愛に疲れて休暇をとっている人、全く興味を示さない人などが入り混じっています。
「しばらく恋愛はいいや」と休んでいる友人は、いま3人います。ドラマや漫画の中だけのセリフだと思っていました。
勉強やインターン、サークルなど他にやるべきことがたくさんあるから、そういう考えに至るのかもしれません。
そういう姿勢は、恋愛が何も生み出さないというある種の諦念から起こっていて、ぼくは彼らが恋愛の素晴らしさ、達成感、充実感、そして失恋の面白さに気づくことを願っています。
『お金持ちがしない42のこと』さんきゅう倉田・著 990円(10%税込)/主婦の友社
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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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