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あまりに冷たい夫からの仕打ちに耐えかね、55歳で熟年離婚したM里さん。言い寄ってくる男性は増えたものの、幸せにはなれないと感じています。「私は、男性に大切にしてもらえない。生まれつき男運に恵まれていないのだと思います」と自嘲するM里さんに、婚活カウンセラーの伊藤友美さんがかけた言葉は……。
確かに、M里さんにとって結婚生活は幸せではなかったかもしれません。けれど、それはM里さんが男運に恵まれていないせいではありません。M里さんは、無意識のうちに「自分は、男運に恵まれていない」「こんな私が幸せになれるはずはない」と、自分自身に呪いをかけてしまっていたのです。
結婚生活がうまくいかなかったり、婚活をこじらせたりしているうちに、M里さんのように自分で自分にネガティブな言葉をかけてしまっている人は少なくありません。「自分は、好きな人からは好かれない」「本当の自分は理想の相手からは愛されない」などと自分に言い聞かせることで、自分の本当の望みから目を背けたり、願いがかなわなくてもがっかりしないように予防線を張ったりしてしまうのです。
もし心の中で「理想の相手と結婚して幸せになりたい」と思っているなら、自分にネガティブな言葉をかけるのはやめましょう。「自分は絶対に幸せな結婚をする」「理想通りの人と出会って、愛される」自分自身にそう言い聞かせることから婚活は始まります。
自尊心を取り戻すきっかけは、意外なところにあった 次ページ
M里さんの場合は、元夫への根深い恨みも大きな課題でした。元夫を恨み、見下すことは、自分自身の過去を見下し、否定することにつながります。私はM里さんに「ごめんねワーク」を勧めました。自分自身に、そして元夫に心の中で謝罪をすることで、自尊心を取り戻すワークです。
「ごめんねワーク」を続けているうちにM里さんは、元夫を恨む気持ちが薄れてきたそうです。考えようによっては、2人の子どもたちに出会えたのも元夫との縁があったから。夫がケチなおかげで娘も息子も早く自立して、それぞれ自分の力で生活しています。そう考えて過去の夫の言動を振り返ると、心ない言葉や行いは彼の不器用さからのもので、悪気があったわけではないと思えるようになりました。
元夫への恨みや見下しが少しずつ薄れ、やがてなくなっていくと、自分自身を見る目が徐々に変わります。「私なんて」と自分を卑下することがなくなり、日常においても、感謝することや喜びを感じることも増えてきました。「私には幸せになる価値がある」「理想通りの相手と出会い、愛される」と言い聞かせることで、それが現実になります。今度こそ幸せになることを自分に許して、M里さんは結婚相談所に登録をしました。
M里さんは、ようやく婚活のスタート地点に立ったところです。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。次回の婚活ストーリーもお楽しみに。
『アラフォー・アラフィフ専門婚活カウンセラーが教える
結局、理想を下げない女が選ばれる』
(伊藤友美 著 / フォレスト出版)
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昏睡状態の彰人。目を覚ました時に放った一言は!?【秘め婚#4】
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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