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北海道旭川市出身の川村則子氏は、アメリカのスミソニアン国立自然史博物館でのアイヌ民族をテーマとした特別展への出品や、国内各地で個展を開催し、自身、そしてアイヌの世界を抽象的なタペストリーを通して表現している布アーティスト。本展では、アイヌの魂、それを取り巻く世界を、自身の今までの経験・技術・考えから表現した川村則子氏のタペストリー作品が展示されます。多くの方にアイヌ民族の歴史、文化等に関する幅広い理解の促進への契機となるはずです。
「Asemic」という概念は、「意味を持たないが、意味を感じさせる」表現を意味し、梅原の絵画は具象的なモチーフから解放され、色と形、線が対話を行います。非具象的なアプローチは、1940年代アメリカの抽象表現主義の影響を受けつつ、それを独自に昇華させたものです。アメリカの抽象表現主義が感情的・身体的表現を追求したのに対し、梅原の描く線は実際は有意識的で理性的なルールに則っています。本展は、このモチーフのない秩序的な抽象かつアンチ・オートマティズムといった新しい非具象表現に挑戦した展覧会です。
1984年京都生まれ大阪在住の美術家・谷内一光氏自身3年ぶりとなる個展。会場となるNEW PURE + が10周年を迎えるこの時期、10年ぶりに「谷内一光時代」が開催されます。新作キャンバス作品の他、日々のドローイング作品も多数展示。
古典的な題材から現代のアスリートまでを描き、これまでの墨絵ではなし得なかった躍動感、張り詰めた空気感を表現する墨絵アーティスト、西元祐貴氏。本展は曲線表現にフォーカスし制作した新作が登場。これまでとは異なるアプローチで取り組んだ意欲作が並び、2025年を始動するにふさわしい内容となっています。タイトル「純粋なる曲線:墨で紡ぐ生命の美」には、曲線が西元氏の「生命線」であるという宣言めいたものを感じます。伝統的な書芸術のエッセンスと現代的なエネルギーが見事に融合した西元氏の意欲作をぜひ御覧ください。
マイクロマガジン社の絵本『きみがいるから』の原画展です。「まるで生きているかのよう」「うちの子にそっくり」と発売当初から話題の絵本。原画のほか、貴重な未掲載作品やラフなども公開されます。
イベント主催者のみなさまへ。minneの作家さんが多数出展されるイベントでは、告知のご協力やコラボレーション企画など、さまざまな形でご一緒にお取り組みできるかもしれません。もしご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽に下記フォームよりご連絡ください。
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