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さんきゅう倉田です。東京大学経済学部金融学科の3年生になりました。
春休みは様々なプログラムに参加した。東大は大学内スタートアップ数日本一を目指していて、起業に関するプログラムやコミュニティが豊富だ。
サークルもあるし、研究室が主宰のグループもあるし、授業もある。そこではビジネスアイデアの考え方、プレゼンの構成、マーケティングなどが学べ、みな日々研鑽している。
▶東大生のビジネスアイデアがすごい
先日参加したハッカソン(生成AIを使ったビジネスアイデアを考え、実際に製品を作ってプレゼンをする)のレベルは非常に高かった。
撮影した物体の豆知識を出力する児童向けの教育アプリや電話を使った特殊詐欺を防止するセキュリティサービス、細かく分割された農地を統合するためのAIなど、学生がよく提案するありふれたアイデアに留まらなかった。
それだけでなく、製品の試作品の完成度が非常に高かった。そういうチームにはエンジニアがひとりないしふたりいて、何かを形にしたいと思ったとき、プログラミングの能力が非常に重要だとあらためて感じた。
小学校でプログラミングを教えるようになり、共通テストに「情報」が加わったことも当然だと感じる。
お子さんが望むなら英語とプログラミングをやらせてあげると良い。
▶勝者に用意される豪華プレゼント
ハッカソンは1ヶ月ほど前に始まり、3人1組27チームが最終プレゼンに向けて準備していた。予選の後、本戦があり、そこで順位が決まる。
上位2チームはシリコンバレーに招待。3位から6位までのチームも国内のイノベーション施設に招待される。もちろん、渡航費や宿泊費は企業の負担だし、おそらく食事もずっと振る舞われる。
順位の発表の前に、この日の予定が伝えられた。どうやら懇親会があるらしい。
美味しいご飯を食べていってください、みたいなことを言っていて、周囲の東大生は興奮していた。
この巨大な自社ビルの中の洗練されたオフィスに勤める大手企業の社員が言う「美味しいご飯」とは一体どれほどのものなのか。
期待で胸が膨らんで、今にも張り裂けそうだ。
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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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