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今回は、後輩世代の女性たちがこっそり語る「これはさすがにキツかった…」というエピソードをもとに、“イタい”と思われがちな言動をひもといていきます。後編です。
「ゴルフ仲間の40代半ばの女性は、自分のことを“女子”と呼び、20代的なファッションやメイクを好んでいます。何歳になってもどんな外見にしようが自由ではあるのですが、いわゆるセクシー系というか男性を悩殺したい系のファッションが多いので、バブル時代より若いだろうに、バブルの遺産みたいなイメージ。
一度も結婚していない彼女は、なぜか私たち後輩世代に対して恋愛指南や婚活指南をしたがり、会うたびに過去の経験人数を自慢してきます。『私なんてもう100人は超えているから〜』とまずは経験人数を示して、そのあとで『男心って言うのはねぇ〜』とオリジナルの恋愛テクニックを披露。その人いわく『スタイルを磨いて露出の多い服を着ていれば、たいていの男性は落ちます』だそうですが、ならばなぜ『そろそろ結婚したい』と言いながら、彼氏がいない時期が長いのでしょうか……。謎すぎます」(32歳女性/美容関係)
イタいというか、むしろ怖いかも…? 次ページ
「知り合いのインフルエンサー気取りの40代女性は、自分のSNSのダイレクトメールに男性からたくさんのメッセージが届くことを自慢してくるのですが、ぶっちゃけ今の時代って顔出しでSNSに投稿をしていると、それなりの数のメッセージが届くじゃないですか。その女性は、メッセージの数がモテの証だと思い込んでいるみたいで、20代や30代の後輩女性たちに『あなたは1日に何通くらい来る?』と質問して張り合うんです。
見知らぬ人からのメッセージにはスパムも多いのに、その人はせっせと返事を返しているみたい。『ルックスがいい人にだけ返信しているのよ』と自慢していましたが、多分その中にはスパムもあるんだろうな〜って冷ややかな目で見ています」(35歳女性/貿易関係)
40代はそれなりの経験を積んできている世代。恋愛においては、酸いも甘いも噛み分けることができる人も増えてくるはず……なのですが、後輩世代から見て「イタい!」となってしまっているパターンもあるよう。「私ってイケてる」は毎日を楽しくする呪文でもあるけれど、自分を客観視しないままにこの呪縛にかかってしまうと、痛々しい印象が加速してしまうのでご用心です!
本記事は2022年9月初出の記事に、2025年3月に編集を加えました
写真はイメージです
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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