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40代・婚活中のOTONA SALONE編集長アサミ。婚活パーティ、婚活アプリ、個室婚活、知人の紹介、モトカレとの再会も含め2年半婚活をしているが、ことごとく終わってしまう。
現在、49歳・アーティストのジェントルさんと数回デート中。他人を好きになることすら8年以上なかったけれど、ついに恋する気持ちをいだいて……。これは40代独女の「実名 顔出し」で書いている、リアル婚活ドキュメントである。
ジェントルさんから連絡が来ない。2週間がたつ。帰国したら連絡くれるって言ったのに。
悶々とした気持ちをかかえながら夜は更けていった。ベッドに入ってからもついつい考えてしまい、なかなかその夜は寝付けなかった……ということはなく、気づいたら爆睡していた。心は乙女だけれど体はオバサン(苦笑)。疲れたら眠れる。
目覚ましのアラームが鳴った。土曜日の朝だった。爆睡したおかげか、いい天気のおかげか、なんだかスッキリ起きられた。
起きたら、昨夜まで悶々としていた自分がなんだかアホらしくなった。ふと、頭の中をある言葉がよぎった。
「案ずるより産むが易し」
そうだよね。なんかもう、ハッキリしたくなってきた。いくら「帰国したら連絡する」とジェントルさんがメッセージに書いていたとしても、待っているだけじゃダメだわ。自分から連絡してデートに誘おう。
連絡くれない理由はどうでもいい。返事がなければそれまでだし、デートを断られてもそれまでだし。ダメだったらもうあきらめよう。
ただ単に、私はジェントルさんに会いたい。素直に、好きだから……。
どんな反応でもいい。私から連絡しようと決意した。
土曜日だし、午前8~9時に送ってもなんとなく失礼な気がしたので、10時を過ぎてからメッセージを送った。
アサミ「おはようございます。お元気ですか? 海外出張からお帰りになってお忙しいですか?」
彼はどんな反応をするだろうか。返信はいつくるかな? そもそも今、日本にいるのかしら? なんてことを考えながらスマホをテーブルに置こうとした。
そのときだった。メッセージの受信音がなった。ジェントルさんだった。
ジェントル「おはようございます。帰りました! メッセージを送ろうと思いつつ、遅くなってごめんなさい」
あっけないほどの即レス!
ここ数日の「連絡が来ない……」と悶々としていた私の時間は何だったのかしら。ホント、案ずるより産むが易しね。もっと早くメッセージ送ればよかった。来週の予定を聞いてみよう。
そのときだった。
ジェントル「今日、ランチはいかがですか? いきなりすぎますか? 急で失礼なのですが、もしお時間あれば」
え⁉ きょ、今日? マジか。今回こそ自分から誘おうと思ったけれど、彼から5回目デートを誘ってきた(ま、きっかけは私のメッセージだけど)。
確かに今日の今日って、いきなりすぎるといえばそうなんだけど。うん、早く会いたいし。別に予定もなかったし、行こう。
アサミ「出張、お疲れ様でした。お帰り直後のお忙しいときにありがとうございます。ランチ、大丈夫です」
ランチしたあとはどうしようかなぁ、天気もいいしなぁと、ぼんやり考えていた。
すると先制パンチがきた。
ジェントル「よかった。ありがとうございます。実は夕方には学生時代の同期会があるので、それまでの時間なのですがよろしいでしょうか?」
夕方から予定があるのね。ジェントルさんお忙しい人。ってことは今日もディナーはナシか。残念。でも、3回目デートのときみたいに事前に何も知らされずに夕方で帰られるより全然いいし。
それに、ちょっとした時間でも私と会おうとしてくれているっていうのは……ポジティブに捉えよう!
アサミ「はい、大丈夫です。むしろお忙しいのにお時間ありがとうございます」
5回目デートは、表参道にあるオーガニックのお店になった。
ジェントル「ランチの予約はできないみたいなので、11:30にお店の前でよろしいですか?」
アサミ「はい。承知しました。お会いできるのが楽しみです」
もう自分の気持ちを抑えたりしない。素直に表現する。楽しみなことは楽しみ、うれしいことはうれしいと、わかりやすくハッキリ伝えよう。
お店の前には5分くらい早く到着した。まだ彼が来ている様子はない。
店の前に置かれているメニューボードを見ながら何にしようかなと考えていた。このサラダランチも美味しそう。オーガニック野菜がたっぷりでカラダによさそうだし。あ、カレーも美味しそう。
すると、右側から声がした。
ジェントル「アサミさん、お待たせしました」
振り向くとジェントルさんが立っていた。少し日焼けをしたような気がする。
アサミ「全然、ほんとにちょっと前に来たばかりです」
ジェントル「歩いてきながら、女性らしいスタイルのかたが立ってるなと思ったんです。そしたらアサミさんでした」
着ていたのはグリーンのレーストップスにベージュのサーキュラースカート。スカートの裾がかなり広がっているので、ウエストをキュッと見せる効果があると思う。
アサミ「いえ、そんな! このスカートわりと広がってるから、わりと錯覚効果があるんです」
ジェントル「足元も素敵。ハイヒールがお似合いです」
やだ、照れちゃう……。ジェントルさんはいつも本当にいろいろ誉めてくださる。照れる気持ちはあるけれど、それ以上に……うれしいな。
アサミ「ジェントルさんもいつもオシャレで素敵です。少し日焼けされましたか? 白いシャツがお似合いです」
いつもほめてもらってばかりだから、私からもほめ言葉を口にした。それはお世辞じゃなくて、本当にそう思ったから。
ジェントル「今回の出張は東南アジアだったので、ちょっと焼けてしまいました」
テーブルの奥側の席に座らせてくれたり、サラダを取り分けてくれたり、飲み物に気づかってくれたり……。相変わらず紳士なジェントルさん。本当にやさしい。こんなにレディファーストなおもてなしをしてくれる彼のことが、やっぱり好きだ。
そろそろ気持ちをちゃんと伝えようと思うのだけれど……。
ランチを食べながら話していたことは、彼の出張でのできごと、帰国してからの日々の話。そして私からは仕事の話、少し前に実家に帰省した話。あっという間にランチタイムは終わってしまった。
ジェントル「夕方から予定があるとお伝えしましたけれど、アサミさん、もう少しお時間ありますか?」
アサミ「はい。私は全然」
ジェントル「では、ちょっとお茶でもしましょうか」
少し歩いたところにあるカフェに入った。
明るくて静かなカフェ。向かい合わせの席。また奥の席をゆずってくえる紳士なジェントルさん。やさしいな。
今日の5回目デートこそ、私なりに好意の気持ちを伝えようと思ってきたけれど……なんかこのシチュエーション、切り出しにくいな。女性客ばかりで、女子会ワールドなんだもの。
ジェントルさんは女性客ばかりのお店でもあんまり気にならない人なのね。さっきのオーガニックランチのお店も95%が女性客だった。ま、わりとマインドが女性寄りだからかな……。
少しお茶を飲んでカップをソーサーに置いたときだった。
ジェントルさんが私の手を触れてきた。顔を上げるとじっと私を見つめている。なんか今までとちょっと違って感じるのは、彼の顔が日焼けしているせい? それとも?
ジェントル「アサミさん……」
ちょっと言いかけた彼。え、何、ナニ? 何を言おうとしているの? ドキドキが止まらなくなった40代独女なのであった━━。
【何を言おうとしてるの、ジェントルさん。もしかして⁉ 来週4月24日(水)17時をお楽しみに!】
【前回はコチラ】
#140 いくつ当てはまる? 彼は「運命の相手」なのか【40代編集長の婚活記】
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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