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プリンや蒸しパン、茶碗蒸しなどを作る際に必要になるのが蒸し器です。しかし、蒸し器を持っていないという方も多いかもしれません。そこで今回は、蒸し器を代用できるグッズや方法を紹介します。
こんにちは、ライフオーガナイザー®の門傳(もんでん)奈々です。
蒸しパンやプリン、茶わん蒸しを作りたいけど、家に蒸し器がないから作れない……と諦めたことがある人はいませんか?
実は、我が家にも蒸し器はありません。しかし、ほかのもので代用することで、プリンや茶碗蒸しなどを作っています。そこで今回は、私が実際に蒸し器代わりに使ってよかったグッズと方法を紹介します。
家で作るプリンは、素朴な味わいが魅力です。
蒸し器を使って作るメニューには次のようなものがあります。
プリン、茶碗蒸し、蒸しパン、シュウマイや肉まんなどの点心、蒸した温野菜、おこわなどのご飯もの……。
蒸気を使って火を通すので、じっくりと火を通す、ヘルシーなメニューが多い印象です。
蒸し器がなくてもキッチンにあるもので代用することで、蒸し料理を作ることができます。
蓋の蒸気が垂れないように、手ぬぐいなどを蓋に巻きつけます。
フライパンに熱湯を入れ、そこに器を入れて蒸していきます。フライパンの蓋から水滴が落ちないように、蓋に布巾などをかけるのがポイントです。
フライパンと同様に蓋つきの鍋でも蒸し器を代用することができます。フライパンで作るときと同様に、鍋の蓋に布巾などを巻いておきましょう。
圧力鍋でも蒸し料理が作れます。圧力で加熱するので蒸し料理も時短で作れます。
シリコンスチーマーはレンジで加熱でき、手軽に使えます。
電子レンジで簡単に蒸し料理が作れるキッチングッズです。商品によっては小さく折り畳めるので、キッチンでも場所を取らずに収納できて便利です。
耐熱皿の上に食材を乗せて、ラップをかけて加熱することで蒸し調理ができます。電子レンジの機種にもよりますが、スチーム機能がついていると水蒸気調理が可能です。
蒸し器がご家庭になくとも、紹介してきたこれらのグッズを使って代用をすることができますが、もちろんメリットとデメリットがあります。
蒸し器はキッチングッズの中でも幅と奥行き、高さがあります。そのため、キッチンでの収納の仕方に気を配らなくてはなりません。ほかのもので蒸し器の代用をすることで、蒸し器の収納に頭を悩ませることがなくなります。
せいろなどの場合、カビが生えないように気をつけるなどお手入れと管理に注意が必要です。それらを使わずに他のもので代用することができれば、管理がラクになりますね。
蒸し器が劣化したり、カビが生えてしまったりした場合には買い替えなくてはいけません。ほかのもので代用することで、購入の際にかかる経済的・時間的負担が軽くなります。
蒸し器をほかのもので代用する場合、様子を見ながら蒸す時間を調整する必要があります。フライパンで代用するときと、電子レンジで代用するときとでは火の通り方も違うので、そのときどきで調整する手間がかかります。
蒸し器をほかのもので代用するときに気をつけたいのが、火の通り方です。プリンや茶碗蒸しなどは火が通りすぎてしまうと、「すが入る」といって表面に穴が開いてしまうことがあります。
蒸し時間はインターネットなどでも調べることができるので、レシピをよく調べてから作るようにしましょう。
フライパンで蒸し器を代用する際にもお伝えしましたが、フライパンや鍋など蓋つきのもので代用する際には、蓋に布巾をきっちり被せること。また、蒸す食材の容器にラップやホイルで蓋をするということに気をつけましょう。
蒸し器で蒸す際もそうですが、容器ごと加熱する場合は、必ず耐熱容器を使うようにしましょう。耐熱でない容器を使うと破損などにつながります。
蒸し器の代わりにフライパンと電子レンジを使って、プリンと茶碗蒸しを作りました。蒸し時間はインターネットで調べたり、レシピ本を参考にしています。
熱湯を入れたフライパンで、耐熱容器に入れたプリン液を蒸します。
蒸し器と同じ時間(強火で30秒ののち弱火で10〜15分)で蒸しあがりました。
フライパンにはったお湯でプリンを作る際、最初は強火で30秒、あとは弱火で15分加熱しました。蒸し器で作るときと同じ火加減で作ってみましたが、滑らかな生地に仕上がり、きちんと固まっていることに感動しました。蒸し器で作るのと遜色ない仕上がりです。
耐熱容器に液を入れ、ラップをして電子レンジで加熱します。今回は、電子レンジのオート調理機能で作りましたが、耐熱カップ2個分で600W2分10秒加熱後、1分蒸らす……という方法もあるようです。
電子レンジでも茶碗蒸しができるのは嬉しいですね。
電子レンジで本当に茶碗蒸しが作れるのか半信半疑で作りましたが、蒸し器で蒸した茶碗蒸しのようにプルンとおいしくできあがりました。
蒸し器がないと作れないよう思える蒸し料理ですが、家にあるキッチン用品で簡単に代用することが可能です。シリコンスチーマーや電子レンジだけでなく、蓋に布を巻くことで、普通のフライパンやお鍋でも蒸し料理が作れるので、一気に料理のハードルが下がりますよね。
私も蒸し器は用意せず、家にあるもので手軽に楽しんでいます。ぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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