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親が子どもに求める「普通のこと」が、実はかなりの無理難題であることは多い。元不登校児の親である私のおまじない

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目次

我が子が悩み苦しみの渦中にいるとき、親がかけてはいけない「毒になる言葉」、かけてあげたい「薬になる言葉」を紹介してきました。最終回となる今回は、日々子どもと向き合う中で、是非知っておいてほしい根幹となることをお伝えします。

\親の効果的な言葉がけで、わが子の心身を救う!/

今、不登校や行きしぶりで悩むお母さん、お父さんへ。心理カウンセラー・NLP上級スキルマスターで、自身も息子の不登校に悩んだ経験を持つ富永愛梨さんが、NLP心理学に基づくコミュニケーション・スキルをもとに心が楽になる言葉がけをアドバイス。「毒になる言葉」と「薬になる言葉」の対比で、わかりやすく適切な言葉が身につきます。

今回は子どもの反応の受け止め方について、書籍『息子が不登校だった心理カウンセラーが伝えたい不登校の子が元気になる言葉つらくなる言葉』(青春出版社)から一部抜粋してお届けします。

かけた言葉で子どもが笑顔になればOK

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※画像はイメージです

元気に登校することがゴールではありません。ゴールは自立することです。

安定して登校できることにばかり目を向けるのではなく、もっと先の自立のために必要な力を日々の言葉がけでつけていきます。「今はまだできないかもしれないけど、それはまだ慣れてないだけで、慣れたらできるようになる」と思えるようになる。すると、「どうせやっても無駄だ」と思い込むのではなく、「やればできる!」と思えるようになり、失敗を恐れずに問題を乗り越える力が養われていきます。

完璧を求めて一人で頑張りすぎてしまう子が、この力があれば生きやすくなるなと思える力も大切に伝えていきます。

「まあいいか」と思える力、受け流す力、受け入れる力、愛され力、お願いする力、頼る力、のんびりする力、癒やす力、自分を大切にする力、断る力、「やってもいいよ」と許可する力、許す力、手を抜く力、サボる力、妥協する力、居心地の悪い教室で時間をやり過ごす力、宿題を忘れても気にしない力、勉強しないで試験を受ける力、遅刻しても堂々と登校する力、嫌なことは嫌だとハッキリ伝える力。

これらの力も立派なリソースです。どんな行動にも「力」をつけて、子どもの魅力が輝くリソースに変えていきます。

今は、たくさんの経験を通して問題を乗り越える力を身につけているところなんだな、とドンと構えて言葉がけをしていきましょう。

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※画像はイメージです

親の期待する一歩は子どもにはあまりにも大きすぎます。親は理想の子ども、子どもは理想の自分を求めてしんどくなってしまうので、ハードルを思いっきり下げます。親が子どもに求めることはかなりの難題である場合が多々あります。頭では簡単にできそうだと思っていても、実際に動いてみるとまったく想像していたようにうまくいかないなんてことはたくさんあるのに、子どもにはまるで簡単にできそうなことみたいに無理難題を押し付けてしまいがちです。

そのため、親が思っているよりもずっとずっと小さなこと、バカバカしいと思うくらい小さなことからもリソースを見つけていきます。

昨日よりも1分でも1秒でも早く学校に行けたらいい。

日々がこの積み重ねです。昨日よりもわずかでもいいから成長できていることを探していきます。

子どもは子どものペースで成長しています。

子どものペースが待てずにもどかしい気持ちのとき、私はおまじないのように「子どものペースが良いペース」と呟いていました。

他人のペースに合わせて行動するのは大人でも大変です。親だって子どものペースを待てないんだから、親のペースに子どもを合わせようと思うほうが無理があります。

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※画像はイメージです

子どもに言葉がけをすると、子どもの反応が親の期待している反応ではなかったと、開始早々やめてしまう方も中にはいらっしゃいます。

しかし、今まで自分を否定してばかりだったのに、突然自分を認めてくれるような言葉がけをされると、「何があったんだろう……」「試されているのかな?」と何かおかしなことが起きたのかと警戒してしまいます。自己肯定感が低い子だと、ほめられるとバカにされているように感じたり、何か裏があるのではないかと感じる場合もあります。

そのため、言葉がけをしても無反応だったり、嫌がったりと反応が悪くてやめてしまうと、「あー、やっぱり認めてくれたりほめてくれたりしたのは嘘だったんだ」と信頼関係が切れてしまいます。「子どもを救うためにも覚悟を決めて言葉がけを変えていこう!」と子どもの反応に左右されずに言葉がけをしていきましょう。「相手の反応があなたのコミュニケーションの成果である」というNLPの前提があるのですが、子どもの反応が思わしくないのであれば、子どもの反応が良くなるように工夫改善をしながら、子どものリソースを伝えていきます。

言葉がけをして子どもが笑顔になればOKです。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

※本記事は、『息子が不登校だった心理カウンセラーが伝えたい不登校の子が元気になる言葉つらくなる言葉』著:富永愛梨/青春出版社より抜粋・再編集して作成しました。


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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