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子どもの暴言・暴力は「その場限りの対応」では解決しない! 児童精神科医が勧める週1の“シェアタイム”

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目次

悩ましい子どもの暴言や暴力。問題が起きた時に対応するだけでなく、キレていないときのサポートも大切です。

\キレる子どもへの対応と支援法を解説/

暴言を吐く、暴力をふるう、注意されると反発する……。キレる子どもは、なぜそうなってしまうのでしょうか。そして親はどう対応すればいいのでしょうか。25年以上の臨床経験を持つ児童精神科医・原田謙先生が子どもの心に寄り添う対応法を解説。マンガも交えてわかりやすくキレる子の気持ちや背景に迫ります。

今回は「学校ではキレないけど、 親には暴言を吐く子」について、書籍『キレる子どもの気持ちと接し方がわかる本』(講談社)から一部抜粋してお届けします。

【信頼関係をつくる】週に1回「シェアタイム」を実施する

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(※画像はイメージです)

子どもと何気ない時間を分かち合う

暴力や暴言への対応も重要ですが、子どもがキレていないときの支援も同じように重要です。落ち着いているときの日常的な取り組みは、いわば「土台づくり」のようなものです。日常生活のなかで子どもの話を聞いたり、子どもをほめたりすることによって、信頼関係の土台を築いていく、あるいは築き直していくのです。

土台づくりのために、週に1回「シェアタイム」を実施しましょう。子どもと何気ない時間を分かち合うという方法です。親が子どもと一対一で、20〜30分程度の時間を過ごします。この時間の目的は一緒に楽しむことです。子どもに主導権を与え、子どもの望むことをします。指示や命令は出さないでください。本人の希望にそって、絵を描いたりボードゲームで遊んだりします。料理やドライブもよいでしょう。基本的には何をしてもよいのですが、テレビゲームや動画視聴のように並んで画面を見続けることは適度な交流にならないので、できれば避けたいものです。シェアタイム中に好ましい行動があったらほめてください。一方、暴力や暴言が出た場合には、シェアタイムを中止してクールダウンなどを実行します。中止になる可能性を、事前に説明しておくとよいでしょう。

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一緒にお菓子をつくりながら、何気ないおしゃべりをするのもよい。そのとき、キレる行動の話題は出さない

【思春期の場合】一緒に遊ばなくてもよい

小学生くらいまでは、親子で一緒に遊ぶことが「シェアタイム」になるのですが、中学生以降は本人が親と遊ぶことを好まなくなったり、塾や部活動で忙しくなったりして、シェアタイムを設定しにくくなる場合もあります。

その場合には「塾への送迎のときに話を聞く」「メッセージアプリで何気ないやりとりをする」といった交流をするのもよいでしょう。何気ないやりとりが、親子関係をほぐすことにつながり、シェアタイムの代わりになります。

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

※本記事は、『キレる子どもの気持ちと接し方がわかる本』著:原田 謙/講談社より抜粋・再編集して作成しました。


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マイナビウーマン子育て

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