
/
ライズ・スクウェア運営の「特定技能外国人の採用サポート」はこのほど、既婚男女500人に「結婚生活でイラッとする生活習慣の違い」についてアンケート調査を実施。その結果をランキング形式でまとめました。
結婚生活を送る中で、意外とストレスになるのが「生活習慣の違い」。結婚当初はあまり気にならなかった配偶者の行動が、いつの間にかイライラの火種になっていた、なんてこともあるのではないでしょうか。
そこで今回は、「結婚生活でイラッとする生活習慣の違いに関する意識調査」を実施。どのような結果が得られたでしょうか。
既婚男女500人に「結婚生活で配偶者との生活習慣の違いにイラッとすることがあるか」を聞いたところ、「ある」と回答した人が「かなり(30.6%)」「少し(60.4%)」を合わせて91.0%となりました。
結婚生活では、「配偶者との生活習慣の違い」がストレスにつながる可能性が、かなり高いことがわかります。
結婚生活でイラッとする生活習慣の違いの圧倒的1位は「片付けをしない(20.2%)」でした。
2位「生活リズムが違う(9.6%)」、3位「大きな音を出す(9.4%)」、4位「電気を無駄遣いする(8.4%)」が続きます。
片付けをしない、電気をこまめに消さない、食器をすぐ洗わないなど、配偶者が「何かをしないこと」への不満が多いとわかりました。
つまり「日常生活の中で、自分が当然にやるべきだと考えていること」を相手が怠ると、イラッとしやすいことがわかります。
・食べ終わったものをシンクまで持ってこないで、テーブルに置きっぱなし(20代 女性)・ものを使って元の位置に戻さないこと。効率や使いやすさを考えながら収納場所を決めているので、次に自分が使うときに元の場所になくて探す羽目になるとイラッとします(30代 女性)・使ったものを元の場所に戻さない。不要なものをすぐに処分しない(50代 男性)
自分はきちんと片付けをしたいのに、配偶者が片付けをおろそかにしてしまう対応だと、不満がつのります。「自分が使いやすく整えた空間を乱される」「自分ばかり片付けている」と感じるからです。
また片付けがされていないことで、探し物が増えるなどの無駄な労力が発生するので、イラッとすることも増えます。
・お風呂に入るタイミングが違う(30代 女性)・起床時間がとても早く、私が寝ていても気にせずカーテンを開けて朝の洗濯などを始めること。起こされてしまいます(40代 男性)・私や子どもの生活ペースは関係なしに、好きな時間に寝て好きな時間に起きて、仕事に行く(50代 女性)
具体的には「睡眠や起床」「入浴」「食事」のタイミングがズレることで、ストレスになりやすいとわかりました。自分のペースが崩されてしまうからですね。
また子どもと生活リズムの合わない配偶者だと、育児での協力もしにくくなります。
さらに「寝ている家族がいるのに音を出す」など配慮のない行動があると、イラッとしやすくなると考えられます。「夜勤がある仕事」「シフト制で土日も出勤する」など、生活リズムがズレてしまう夫婦の場合は、音や光の面で相手への配慮が必要です。
・テレビの音量が大きい(30代 男性)・生活音が大きいこと。ドアの開け閉めや物を置く音など、何でも丁寧にすれば大きな音はしないはずなのに「バタバタ」「ドンッ」とうるさい(30代 女性)
自宅内に大きな音があると、集中が乱されてしまうことがあり、イラッとしやすくなります。
音を出している本人には自覚がないことも少なくありません。とくに「子どもが小さい」などで音に敏感となっている場合には、ストレスが大きくなりやすいと考えられます。
音に対する感受性には個人差があるという点を理解することが大切です。
・見ていないのにテレビをつけること(20代 男性)・電気をつけっぱなしにするのが地味にイラッとする。誰もいない部屋の照明がずっとついてるの見ると、もったいないし「なんで消さないの!?」ってなる(30代 女性)・服を着たり脱いだりしたらいいだけなのに、すぐに暖房や冷房をつけて、電気代を浪費すること(40代 女性)
とくに「電気やテレビをつけっぱなしにしていてもったいない」という声が多く聞かれました。無駄遣いすることで経済的なロスにつながりますので、気にする人が多いのも納得です。
自分が節約を頑張っているのに、相手が浪費するなど、金銭感覚のズレを感じることにもつながります。
・私は料理と並行して片付けをすることで、食後に片付けるものを減らしたい。夫は「後で洗うのだからまとめて洗えばいい」と思うのかマルチタスクが苦手なのか、夫が料理をしたときには洗い物が山盛りに溜まっている(20代 女性)・食器の洗い物。私はすぐに片付けたいが、相手は翌日までシンクに放置する(30代 女性)・洗い物をすぐにせず、次の食事の準備まで置いておく(50代 男性)
食後に食器をすぐに洗わないことで、「衛生面で不快になる」「次の作業をしたいのに邪魔になる」という問題が起こります。
ただ、洗い物の適切なタイミングは人によって異なります。実際に「相手が洗い物をするタイミングが早すぎて、ゆっくり食べたいのに急かされるのが嫌」という声も。
お互いイライラしないためには、どこまでが許容範囲かをすり合わせしておく必要があるのではないでしょうか。
「生活習慣の違いで配偶者にイラッとしたときどうするか?」という問いには、「注意する(53.2%)」と回答した人が全体の半数以上にのぼりました。2位「我慢する(37.0%)」となっています。
直接注意を与えて改善を促す人が多くなった一方、「我慢する」「自分でやる」など消極的な対応になっている人も目立ちました。「注意しても改善されなかったので諦めた」という声もあったことから、相手の対応や性格によって、イラッとしたときの対応方法も変わってくると考えられます。
また「危険なことや衛生上の懸念があるときにははっきり言うが、個人の好みなら何も言わない」など、気になる点の重要度や緊急度に合わせて対応を変えている人もいました。
・早く寝てほしいことをストレートに伝える(20代 女性)・言葉で伝えるが相手が嫌な気持ちになるので、食事など楽しい時間に、遠回しにアドバイスとして話している(40代 男性)・今までは我慢していたが、すぐに言うようにした。言ってもわからないが、言わないと余計にわからないだろうから。「100のうち1でもできるようになれば儲けもの」ぐらいの広い心で、ビシッと言っている(50代 女性)
本人が「相手にストレスを与えている」と気づいていないこともあるので、指摘されれば改善する気持ちがある配偶者には、効果的だと考えられます。
ストレートに伝えるケースもあれば、相手の気持ちを考慮して遠回しに言ったり、ふざけながら軽い感じで注意したりするケースもありました。指摘することで亀裂が入りそうなら、伝え方には工夫が必要です。
・会社に行くまでの我慢だと思って、何も言っていない(20代 女性)・昔からの習慣でありなかなか治らないので放置。相手にするだけ疲れます(30代 女性)・とくに何も言わないです。言って喧嘩をすると、お互い嫌な気持ちになるので(30代 男性)
我慢している理由は「言ったら喧嘩になるから」「言っても改善されないから」などです。
長年の生活習慣や性格に基づく違いは、なかなか改善が難しく、そもそも相手が改善の必要性を理解してくれないこともあります。どちらかが我慢していれば喧嘩にはなりにくいので、家庭内は表面上平穏に保たれるのがメリット。
しかしイライラの原因は消滅していないので、根本的な問題は残り続けます。そのため「我慢はするが、限界が来ると爆発する」と言う人もいました。
・言い合いもしたくないので、基本は黙って自分がするようにしています。言っても相手は不機嫌になるだけですし、冗談ぽく言っても直らなかったので諦めてしまいました(30代 男性)・相手に改善を求めるより自分で動いたほうが早いし、自分が求める状態になる可能性が高いので、自分で対処しています(40代 女性)・最初の頃は言っていたけど治らないので、今は気づいたら自分がしている(50代 女性)
喧嘩になる可能性を避けつつ、ストレスの種を排除するために自分でやる人もいます。相手がやるのを待つより自分で動いたほうが、目の前の「ストレスを感じる状況」を手っ取り早く排除できるからですね。
衝突覚悟で相手に注意するストレスもなければ、相手が動くのをイライラしながら待つストレスもありません。「片付けしない」「電気がつきっぱなし」「洗い物のタイミングが遅い」など、自分が代行できる問題の場合に役立つ方法です。
ただし自分でやることで、家事の負担感は増してしまう可能性があります。
・すぐに態度に出てしまう。無言になったり目を合わせなくしたりすると、相手も気づく(20代 女性)・たまにそれとなく圧をかけるが、まったく気づかない(50代 女性)
具体的には「睨む」「無言になる」「わざと大きめの物音を立てる」などです。直接言葉をかけなくても、態度や行動で不満を示すことで、相手に気づいてもらいたいという気持ちの表れですね。
直接的な衝突にはならないという点で選んでいる人も多いですが、実際には逆に相手をイライラさせてしまって怒られるケースもありました。また衝突を避けられるどころか、気づかれない場合もあります。
上記のことから、相手に伝わるかや効果が出るかは不安定な対処法だと言えます。
・夫なしで、子どもたちと遠出して現実逃避する(30代 女性)・イヤホンしたり、別の部屋で作業や家事をしたりしています(40代 女性)・とにかく接触を避けるようにする(50代 男性)
具体的には「別室で過ごす」「外出する」などの行動が当てはまります。一旦離れる方法は、我慢するのと同じで、相手への直接的な働きかけはしません。
しかしイライラの原因になっている人や場所から離れることで、自分の心を落ち着かせたり気持ちを切り替えたりする効果があると考えられます。一方で離れてばかりいると、コミュニケーション不足につながる可能性もあります。
調査対象:既婚者調査期間:2025年4月18日〜23日調査機関:自社調査調査方法:インターネットによる任意回答有効回答数:500人(女性379人/男性121人)回答者の年代:20代 14.6%/30代 43.4%/40代 23.8%/50代 14.0%/60代以上 4.2%引用元:ライズ・スクウェアの特定技能外国人の採用サポートhttps://rs-webmedia.com/
ライズ・スクウェアhttp://www.rise-square.jp
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
32
「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。
恋愛・結婚の人気ランキング
新着
公式アカウント