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日本科学未来館とNHK、NHKプロモーション、東京新聞は7月12日から、特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか To the Moon and Beyond」を、日本科学未来館 1階 企画展示ゾーンで開始しました。
大画面で体感する展示映像「火星ツアー」
同展では、アポロ計画からおよそ半世紀ぶりとなる有人月面探査「アルテミス計画」の関連情報が目白押し。
宇宙飛行士が乗り込み、宇宙服を着用せずに車内で約1か月間生活しながら月面探査を行える有人月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型を世界で初めて公開します。月面に直接置いて使う計測器「月面誘電率計測器」についても紹介します。
有人月面探査車「有人与圧ローバー」実物大模型
日本の最新宇宙開発技術に触れるコーナーも。「いぶきGW」(GOSAT-GW)など、地球の環境を守り、暮らしに役立つ最新の人工衛星を紹介するほか、「H3ロケット」のフェアリングの実物大模型も公開します。フェアリングとは、ロケットに搭載された衛星などを、飛行による風圧や摩擦熱から守るカバー(覆い)のこと。火星衛星探査計画「MMX:Martian Moons eXploration」についても紹介します。
「H3ロケット フェアリング」実物大模型
大きな画面に映し出される迫力ある映像「火星ツアー」も必見。火星探査機が捉えた最新のデータを使って製作した映像を大画面で楽しめます。そのほか、大画面では第二の地球を探す旅、超新星爆発による星の死、ブラックホールに吸い込まれる星々の壮絶な最期など、未知なる宇宙の旅を大画面で体感できます。
大画面で体感する展示映像「火星ツアー」
展示映像「深宇宙ツアー」
会場では、普段はJAXA 種子島宇宙センターに展示されているロケットの断熱材やフェアリングの一部などに直接触れることができるコーナーも設置。小惑星探査機「はやぶさ」「はやぶさ2」が持ち帰った粒子を観察することもできます。
小惑星探査機「はやぶさ2」が持ち帰ったリュウグウの粒子を観察
日本の民間人で初めて国際宇宙ステーション滞在を果たした前澤友作さんが搭乗した「ソユーズ宇宙船」(帰還モジュール)の実機も特別展示します。宇宙船の外壁には、地球帰還時の大気圏再突入で生じた超高温による痕跡が残っています。
「ソユーズ宇宙船 帰還モジュール」実機
展覧会名:特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」To the Moon and Beyond会期:2025年7月12日(土)~9月28日(日)開館時間:10:00~17:00(入場は閉館の30分前まで)休館日:7月15日(火)、9月2日(火)、9日(火)、16日(火)会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン(東京都江東区青海2-3-6)観覧料:大人(19歳以上)2,200円、18歳以下(中学生以上)1,400円小学生以下(4歳以上) 700円※3歳以下は無料イベントURL:https://deep-space.jp/
日本科学未来館https://www.miraikan.jst.go.jp/
(マイナビ子育て編集部)
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