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暑い日に「冷えた飲み物がない……!」というときのために、短時間で缶飲料をキンキンに冷やせる裏技を3つご紹介します。すべて身近な道具でできるので、ぜひ覚えておいてください。どれを選ぶかは「冷やす速さ」と「手軽さ」で決めてみては?
結論から言ってしまうと、もっとも冷却効果が高い方法はこれです!
氷と塩水でスピーディに缶が冷える理由は、塩が氷を早く溶かすことで氷点が下がり、0℃以下の超冷水を作ることができるからです。
用意するもの・氷水・塩(おおさじ2~3)・ボウルまたはバケツ冷やす時間は3~5分を目安。
氷は、溶けて水になるとき、周囲から熱を奪います。そのため、常温の水に氷を入れると、氷が溶けて水の温度は徐々に下がっていきます。しかし、氷は通常、水の温度を0度にキープしながら溶けていくという傾向があるのです。
けれども、そこに塩が入ることによって状況が変わります。塩は氷が溶けるスピードを促進する働きを持っています。そのため、氷が溶けていくにつれて水温もどんどん下がっていきます。
これにより、缶を急速に冷やすことができるというわけです。
もっと速く冷やしたければ、氷水に浮いている缶をくるくる回転させてください。
用意するもの・キッチンペーパー・水・扇風機冷やす時間は15〜20分が目安。
この方法で冷える理由は、気化熱(蒸発熱)によって水分が蒸発し、缶の表面から熱を奪うからです。
蒸発熱は、気化熱ともいい、液体が気体に変化するときに必要な熱のことをさします。この場合、濡らしたキッチンペーパーの水分が、蒸発して気体になるときに必要な熱を缶から奪い取っていくことで、缶が冷えるという仕組みです。夏の打ち水も、この原理を利用して涼しさを出しています。
外でのBBQや冷蔵庫がいっぱいな時におすすめの方法。ただし、湿度が高い日はやや効果減ではあります……。
用意するもの・キッチンペーパー・水・冷蔵庫冷やす時間は15〜20分が目安。
濡れキッチンペーパーと冷蔵庫で缶が冷える原理は、同じく蒸発熱(気化熱)です。液体が気化するときには、液体が触れている物体から熱を奪っていきます。ただし、濡らすことで冷えやすくなりますが、冷蔵庫内は湿度が高く気化しづらいため、効果はゆるやかです。
シーン別おすすめの冷やし方は
BBQや屋外→「塩+氷水」冷蔵庫がいっぱい→「キッチンペーパー+扇風機」室内で手軽に「キッチンペーパー+冷蔵庫」
です!夏場、冷えたビールやジュースを飲みたいとき、ぜひ覚えておくと役立つでしょう。しかし、急ぐあまり、缶飲料を冷凍庫へ入れることは危険ですので避けてください。うっかり忘れて冷やしすぎると、缶が膨張して破裂する恐れがあります。
お風呂上がりのキンキンに冷えた一杯として、事前に準備しておいてはいかがでしょうか。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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