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しっかり栄養のとれるごはんをいつも用意したいと思っていても、忙しいときや疲れたときなど、難しいときはありますよね。そんなときにはタレに漬けて焼くだけで完成するレシピがあると大助かり! 時間があるときに漬けてストックしておけば、短時間でメインおかずを用意することができますよ。
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
今日の夕食はどうしよう……忙しくて時間がない、そんなときに使えるレシピがあると助かりますよね。できれば簡単で、バリエーションも多く、すぐに取り入れられるようなものだと◎。特にメインになるおかずが短時間で用意できれば、あとは何とかなる! と安心できます。
今回ご紹介するのはそんな困ったときのお助けメニュー。タレに漬けて焼くだけのシンプルな調理方法ですが、これが意外に使えて便利。
いくつかストックしておけば、メニューを考えるのも億劫なときにも重宝しますよ♪
調味料に肉や魚を漬け込むのには、たくさんのメリットがあります。覚えてしまえば、限られた時間と労力でもメインとなるおかずをさっと作ることができますよ♪
時短!!タレに肉や魚を漬け込んで焼くだけのシンプルさ。作業は最小限で、わずかな時間で仕込み完了。時間のあるときに漬けておけば、食べる前に焼くだけでOK!
保存しやすい漬けるところまでしてしまえば、そのまま冷蔵・冷凍でも保存可能。調味料を入れることで保存期間が延びます。
手軽特別な技術は要りません。使う調味料も入手しやすい、いつも使っているようなもので作ることができます。
アレンジしやすい同じ調味料でも、組み合わせ方や食材によってアレンジが幅広くできます。ベースの味つけに気分次第でチョイ足しの変化をつけることも可能。
味が染みる漬け込み時間によって、厚みのある食材でも中まで味を入れることができます。
余分な水分が抜ける塩分が入ると余分な水分が抜けて、アクや臭みも抜けます。煮崩れも減ります。
食感がよくなる余分な水分が抜けることで食感がよくなったり、たんぱく質を分解する成分を活用することでやわらかくなったりします。
うまみが増すなんと! うまみ成分まで増えることもあるんです。
ポリ袋やチャックつきの袋に入れ、空気を抜いて口を閉じれば効率よく漬けることができ、調味料も少なくて済みます。
崩れやすい食材を漬ける場合は、形を保ちやすいように保存容器を使うと安心。
できるだけ平らに並べ、調味料を入れてからラップで上をぴっちりと覆えば、袋を使ったときと同じように効率よく漬けることができます。
おうちに常備しておくと便利な塩麹。保存をよくし、素材のうまみを引き出して、さらにUPさせてくれる上に、腸内環境を整えてくれる優れもの。我が家でも冷蔵庫に常備していますが、今や魚を漬け焼きするならまずはコレ。漬けるのに使った塩麹は、そのまま一緒に加熱して食べて大丈夫。
使い方塩味がついているので、塩麹のみでもOK。使う量は魚の量の1割程度を目安に。
鮭の塩麹漬け① 鮭の切り身の水分をキッチンペーパーで拭き取り、塩麹に漬けて2時間~ひと晩冷蔵庫でねかせる。② 塩麹ごとフライパンに出して焼く。
魚だけでなく肉にも塩麹は合います。しょうがやにんにくをプラスしたりすれば、味つけの幅も広がります。
塩麹以外の発酵食品も、漬けダレに大活躍!
味噌とヨーグルトはなじみのある食品で、おうちの冷蔵庫にも普段からあったりしますよね。これをダブル使いすると、びっくりするほどやわらかく、うまみもUPします。
材料・豚肉(とんかつ用)……2枚・プレーンヨーグルト……大さじ2・味噌……大さじ1・砂糖……小さじ1・しょう油……小さじ1
豚の味噌ヨーグルト焼き① プレーンヨーグルト、味噌、砂糖、しょう油を混ぜ、豚肉を入れて全体にいきわたるようにし冷蔵庫でひと晩ねかせる。② フライパンで焼く。
味噌が入っていることで焦げやすくなっているので、焼くときに味噌ヨーグルトは落とすようにしてください。ヨーグルトの味や香りはほとんどなく、味噌もマイルドなうまみとなっています。
味つけが完成している焼き肉のタレは、失敗なしの漬けダレになります。たんぱく質をやわらかくする効果があるりんごや梨を使用してあるものも多く、漬け時間を長くすれば厚みのある肉でもおいしく仕上がります。
使い方使う量は食材にいきわたればOK! 適当でも大丈夫なのがうれしい、お助けダレです。
グリルチキンの作り方① 味がよく入るように鶏肉にフォークで何ヶ所も刺し、骨の横には切り込みを入れておく。② 焼き肉のタレ、潰したにんにく、塩こしょうを加えて揉み込み、冷蔵庫でひと晩置く。③ オーブンバットに皮を上にして並べ、200℃に予熱したオーブンで20~30分焼く。
オーブンで焼くだけなのでとっても簡単。皮はパリッと、中はしっとり仕上がります。にんにくと塩こしょうは入れなくてもOKです。お好みでほかの調味料も加えてみてください。
グリルで焼くのも手軽。食べやすいサイズにカットした肉なら、漬け時間も15分程度でOKです。我が家では「困ったときのチキングリル」と呼ばれています~♪
焼き肉のタレを使わなくても、りんごとおうちにある調味料で好みの味に仕上げるのもオススメ。キウイやパイナップルを使っても、フルーティーな甘みづけと、肉をやわらかくする効果があります。
材料(アップルソースチキン)・鶏もも肉……2枚・りんご……1/2~1/3個・にんにく……2片・しょう油……大さじ1~2・塩こしょう……適量
作り方① 鶏肉を食べやすい大きさに切り、すりおろしたりんごとにんにく、しょう油、塩こしょうを揉み込んで20分以上おく。② フライパンに油を引き、鶏肉の水気を切って焼く。漬け込んだタレは取っておく。③ 火が通ったらタレを加えて煮からめる。
仕上げのときに、ゆでたブロッコリーやきのこなど、さっと火が通るようなものを加えてもイイですよ♪
塩こしょうをふって焼くだけでもおいしいですが、あらかじめハーブと一緒にオリーブ油に漬けておくと、香り豊かで洋風な味わいに。フレッシュハーブがないときは乾燥のものを使用したり、ハーブソルトでもOKです。
材料(たらのハーブオイル漬け)・たら……2切れ・オリーブ油……大さじ1~2・にんにく……1片・ハーブ(お好みのもの)……少量・塩こしょう……適量
ハーブはローズマリー、オレガノ、タイム、バジルなど。ハーブソルトはミックスしてあり、クセも少なく失敗しません。
作り方① たらにオリーブ油、スライスしたにんにく、ハーブ、塩こしょうをかけて漬ける。② フライパンにハーブを取り除いたマリネ液ごと入れて両面焼く。③ 火が通ったらハーブを加えて香りが立ったら火を止める。
ハーブは加熱しすぎると苦みがでたり、色が悪くなったりするので仕上げに加えます。
粒マスタードとはちみつも相性のよい組み合わせ。粒マスタードはあまり辛さもないので、お子さんでも食べやすい味になります。
材料(ハニーマスタードチキン)・鶏もも肉……2枚・たまねぎ……1個・にんにく……1片・はちみつ……大さじ1・粒マスタード……大さじ1・しょう油……小さじ2・オリーブ油……大さじ2・塩こしょう……適量
作り方① 鶏もも肉に味が入りやすくなるよう、フォークを刺してから塩こしょうをふり、揉み込んで10分置く。② スライスしたにんにく、はちみつ、粒マスタード、しょう油、オリーブ油を混ぜて、1cm幅に切ったたまねぎと①を一緒によく揉み込んで20分置く。③ 皮目を上に向けて置き、グリルで20分焼く。④ 鶏もも肉をひっくり返してさらに10分焼く。⑤ だいたい火が通っていたら、最後に皮目を上にして3分程度焼いてパリッとさせる。
④のときにハーブをのせると、香りがついてオススメ。タイムやローズマリーなど、お好みで試してみてください。
たまねぎだけでなく、きのこやアスパラガスなども一緒に焼くと、副菜も一緒に作れますよ♪
大根やたまねぎも肉をやわらかくしてくれます。おろしポン酢にして漬け込み、煮からめればご飯が進むおかずに。魚にもよく合います。
材料(鶏むね肉のおろしポン酢焼き)・鶏むね肉(大きめ)……1枚・大根……150g・たまねぎ……1/4個・ポン酢……大さじ2・塩こしょう……適量
作り方① 鶏肉を食べやすい大きさにそぎ切りし、すりおろした大根とたまねぎ、ポン酢に漬けて冷蔵庫でひと晩置く。② おろしポン酢ダレを軽くぬぐって、ごま油を引いたフライパンで焼く。③ 火が通ったら、タレをすべてフライパンに入れて煮からめる。
お好みでネギや三つ葉、大葉などをかけてください。
仕上げのときに、さっと火が通りやすいきのこなど加えるのもオススメ! ポン酢の酸味は加熱で飛んでマイルドになるので、酸味をもっと効かせたい場合は、最後に追加してポン酢をまわしかけてください。
漬け焼きの代表といえば、タンドリーキチンも人気ですよね。ポークソテーなどにも使えます。時間がないときは15分程度漬け込んで焼いてもいいですが、ひと晩漬けたほうがやわらかく、うまみも出ます。
材料(タンドリーチキン)・鶏もも肉……2枚・プレーンヨーグルト……大さじ3・ケチャップ……大さじ2・にんにく……1片・しょうが……1片・カレー粉……小さじ2・オリーブ油……大さじ1・塩こしょう……適量
作り方① 食べやすい大きさに切った鶏肉、プレーンヨーグルト、ケチャップ、すりおろしたにんにくとしょうが、カレー粉、オリーブ油、塩こしょうを入れて揉み込み、冷蔵庫でひと晩置く。② フライパンで焼く。
仕込みをしたものを長期保存しておきたい場合には、冷凍保存しておくと便利です。
時間がないときにも、下味がついているものがストックされていると安心ですよね。下味冷凍レシピは、冷凍せずにそのまま漬け焼きレシピとして活用もできるので、参考にしてください。
タレに漬けて焼くだけのおかずは、とっても手軽に取り入れられる時短レシピです。漬ける食材を変えたり、味つけをアレンジしてメニューを増やすこともできますし、時短を叶えるだけでなく、味が食材に染みることでおいしさもUP! メリットがたくさんあります。
漬け時間を取れない場合はすぐに焼いてしまっても大丈夫なので、臨機応変に活用してみてくださいね♪
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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