/
餃子を作ったときに、中に詰めるタネだけ残ってしまったら……リメイクして2度3度とおいしく変身させてしまいましょう。下ごしらえが済んでいる便利な時短食材になりますよ♪
こんにちは♪ キャラ弁・フラワーケーキ講師のよんぴよままです。
おうちで餃子を手作りするとき、皮が余ったり、中に詰めるタネが余ったりすることがありますよね。どちらもぴったりの量で作れたらいいのですが、なかなかそうもいきません。
皮は乾燥しないようにすればしばらく保存できますが、タネのほうはひき肉も入っているうえに、刻んだ野菜も多く練り込まれているので、傷みやすい状態です。
できるだけ早く消費したほうがいいのですが、また餃子を作れば今度は皮が余ってしまいますし……続けて食べるのも飽きてしまいますよね。
そんなときはほかのメニューにリメイクして、別の味に変えてあげればOK! 下味もしっかりつけてあるので、すぐに仕上げに使える肉ダネとして活用できます。
餃子のタネは便利な時短食材としてとっても優秀。どんなメニューに変身できるか、今回はピックアップしてみました。使い切るのに困ったときは試してみてくださいね♪
まずは、餃子のタネのレシピを確認してみましょう。材料や分量はご家庭によって違いますよね。こちらのレシピはひとつの例として、参考にしていただければと思います。
キャベツの代わりに白菜を使ったり、しょうがだけでなくにんにくも入れたり、材料もお好みでOKです。
材料・豚ひき肉……200g・キャベツ……150g・ニラ……50g・しょうが汁……小さじ1・ごま油……小さじ1・片栗粉……小さじ2・オイスターソース……小さじ1・しょう油……小さじ1・塩こしょう…適量
※お好みで野菜や調味料の量を増減してください。
作り方① 豚ひき肉にしょうが汁、ごま油、片栗粉、オイスターソース、しょう油、塩こしょうを加えて、粘りが出るまで練る。② みじん切りにしたキャベツとニラを加えて混ぜる。
基本的には、ひき肉に調味料などを加えてよく練り、その後でみじん切りにした野菜を加えればタネは完成です。キャベツを軽くゆでたり、塩を振って水分を絞って加える方法もあります。そのまま加えるとシャキシャキした食感を楽しめ、水分を絞って作るとやわらかでまとまりのある食感になります。
冷凍保存もできる餃子の肉ダネは、冷凍保存も可能です。ただし、解凍時に野菜の水分が出て水っぽくなるので、それを踏まえたうえで調理するようにしてください。
餃子のタネは、よくある肉ダネよりも野菜たっぷり。栄養バランスのよい優秀食材です。野菜が苦手な子でも食べやすくてやわらかいので、幼児でも好んで食べてくれます。
面倒な下ごしらえが終わった状態で使えるので、これさえあればあっという間に作れるメニューがたくさん。
どんな変身をさせるかはアイデア次第ですが、あまり難しく考えず、野菜がたっぷり入った肉ダネとして活用してみるとイイですよ♪
肉ダネですからね……安直ですが肉団子にしちゃえばいいわけです。そのまま丸めてスープに入れれば、肉団子スープが完成。鍋物につみれとして使っても◎
材料(4人分)・餃子のタネ……200g・白菜……1~2枚・ねぎ……1/2本・にんじん……1/4本・中華だし……大さじ1・しょう油……大さじ1/2・塩こしょう……適量・ごま油……小さじ1・水……800ml
※野菜を煮るときの蒸発もあるので、調味料を増減して調整してください。
作り方① 白菜は食べやすい大きさのざく切りに、ねぎは斜め切り、にんじんは短冊切りにして鍋に入れ、水を注いで煮る。② 野菜がやわらかくなったら中華だし、しょう油を加える。③ 餃子のタネを食べやすい大きさに丸めて落とす。④ 火が通ったら、塩こしょうで味を整え、仕上げにごま油を加える。
肉団子が入ると、食べごたえもUP! 春雨を入れてもおいしいですよね。肉団子からうまみが出るので、スープも味わい深くなります。
具入りのオムレツは、子どもが野菜を食べやすくなるメニュー。餃子のタネを卵に混ぜて焼くだけで完成するお手軽さがイイですよ♪
材料(4人分)・餃子のタネ……200g・卵……4個
※タネに下味がついているため調味料を加えていませんが、お好みで加えてもOK。
作り方① 餃子のタネを炒める。② 溶いた卵を回し入れ、菜箸でぐるぐる混ぜてからバランスよくならし、蓋をして弱火で火を通す。
※ぐるぐる混ぜることで火の通りをよくし、ふわっとした口当たりになります。
フライパンの大きさ次第で厚みは変わります。卵焼き器で焼いてもイイですね。
ご飯と卵だけしかなくても、餃子のタネさえあれば、肉も野菜も入った炒飯ができます。これがとっても便利で、我が家ではよく使うリメイク方法。材料を切ったりする手間がいらないので、家族に「お腹空いた~!」と言われても短時間で作れてしまいます。
材料(1人分)・餃子のタネ……100g・卵……1個・ご飯……茶碗1杯分・ごま油……大さじ1・中華だし……小さじ1/2・しょう油……小さじ1~2・塩こしょう……適量
作り方① フライパンにごま油を入れて温め、溶いた卵を入れて混ぜ、半熟程度になったらいったん取り出す。② 餃子のタネを炒める。③ 火が通ったら、ご飯と①を加えて炒める。④ 中華だし、しょう油、塩こしょうで味を整える。
※ご飯が冷たい場合は、電子レンジで温めておくと作りやすいです。
余裕があればねぎや紅しょうがなど、ほかの具材をプラスしてみても◎。味つけをコンソメ味やカレー味に変えてみたりしてもイイですよ♪
餃子のタネは和風味にも変身できます。油揚げにそのまま詰めてしまえば、肉ダネ入りの巾着煮があっという間にできてしまいます。今回は香ばしさを出すために、焼いてから煮込んでふっくら仕上げていますが、焼くだけでパリッと香ばしく仕上げても◎
材料(2個分)・餃子のタネ……100g・油揚げ……1枚・小ねぎ……1本・水……100ml・めんつゆ(3倍濃縮)……大さじ1
作り方① 菜箸で油揚げの上を押しながら転がし、半分に切って袋状にする。② 餃子のタネを詰める。③ フライパンで両面に焼き目をつける。④ 水とめんつゆを加え、蓋をして煮る。⑤ 途中でひっくり返しながら、煮汁が半分程度になるまで煮る。⑥ 小ねぎを小口切りにしてかける。
ねぎやチーズを一緒に詰めたり、味つけも変えてアレンジしてもよさそうです。うずらの卵が入っていたら子どもが喜びそう! 形が崩れたりする心配が少ないので、巾着にいろいろ詰めやすいですよ♪
洋風アレンジもしてみましょう♪ 丸めて、衣をつけて、揚げる……というのは、なかなかハードルが高いので、スコップコロッケ風に詰めて焼くだけにしてみました。餃子のタネはキャベツがたっぷり入っているので、そのままキャベツメンチカツのタネとして活用! スコップコロッケ風にオーブンで焼いて完成です。
材料(1人分)・餃子のタネ……150g・とろけるチーズ……20g・パン粉……大さじ2・油……小さじ1・ケチャップ……大さじ1・ソース……大さじ1
作り方① 耐熱容器に餃子のタネを詰める。② ケチャップとソースを混ぜてかける。(かけてから混ぜてもOK)③ チーズをのせる。④ パン粉に油を混ぜて上にのせる。⑤ 180℃に予熱したオーブンで20~25分焼く。
※焼き時間は、オーブンのクセや耐熱容器の形状によっても変わるので、火がしっかり通ったかどうか確認して調整してください。
焼き時間を入れても30分程度で作れてしまい、ほぼオーブンでの焼き時間。忙しいときのお助けメニューですが、バランスのよいメインおかずになってくれます。
豆腐とねぎをプラスして、ちゃちゃっと麻婆豆腐に。味つけもシンプルに塩麻婆にしてみました。あつあつとろとろがたまらない一品です。
材料(1~2人分)・餃子のタネ……150g・豆腐……1丁・ねぎ……1/2本・ごま油……大さじ1・中華だし……小さじ1・ガーリックパウダー……適量・塩こしょう……適量・片栗粉……小さじ2・水……200ml・ラー油……お好みで
作り方① フライパンにごま油を入れて熱し、餃子のタネを炒める。② 1cm幅に切ったねぎを加えて炒める。③ 水、中華だしを加えて煮立ったら、食べやすい大きさに切った豆腐を加える。④ ガーリックパウダー、塩こしょうで味を整える。⑤ 片栗粉を水(分量外)で溶き、まわし入れ、とろみがついたら完成。
※餃子のタネを炒めるときに、押しつけるようにして焼いてから崩すと、大きめの塊のそぼろ状になります。ゴロゴロっとした存在感のある肉にしたいときにやってみてください。
お好みでラー油をかけて召し上がれ♪ オススメは具だくさんの食べるラー油です。
餃子の皮が余ったときのリメイクもご紹介しています。こちらも参考にしてみてください。
餃子のタネはぴったり使い切れなかったときには、リメイクして楽しみましょう。下味がついた肉ダネと思えば、使い方はさまざま。そのまま丸めて煮ることも、焼くことも、揚げることもでき、下ごしらえなしですぐに仕上げれる時短食材としてとても優秀です。
今回ご紹介したレシピも短時間で作れるものばかり。野菜も入った餃子のタネの活用レシピは、栄養バランスもいいのでオススメです♪ 餃子のタネがあまったら、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
38
「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。
恋愛・結婚の人気ランキング
新着
カテゴリ
公式アカウント