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元SKE48の松村香織さんが第二子の出産を発表。妊娠中は子宮頸管無力症による緊急入院と手術を経験しましたが、現在は母子ともに健康だといいます。
松村香織さんは2020年に結婚を発表し、2023年7月に第一子女児を出産。今年3月、第二子の妊娠を公表しましたが、同時に「子宮頸管無力症と診断され緊急搬送後入院し切迫早産の危険があったため、急遽シロッカー手術を受けました」と明かしていました。
2月初旬、長女を連れて妊婦健診を受けに行ったところ、突然「救急車で大学病院に搬送します」と告げられ、あれよあれよと入院、手術に至ったという松村さん。出血やお腹の張りなどの自覚症状は全くなかったといいます。
その後、5月に抜糸手術を受け、「予定日は6月頭予定だったけれど経産婦なので早まりました」「計画無痛分娩なのでとりあえずあと数日入院までに陣痛とかありませんように」と報告。
そして今月28日に「2か月前に第2子となる男の子を無事に出産しました」とInstagramを通じて公表しました。母子ともに健康で穏やかな日々を過ごしていると綴り、長女も「弟の名前を呼んで挨拶をしたり、頭を撫でてくれたり、少しずつ“お姉ちゃん”らしい姿をみせてくれて」いるそう。
また、第二子の出産は破水してからの進みが早く「経産婦のスピード感」を感じたそうですが、無痛分娩の麻酔が効いてきてからは「無敵」「助産師さんたちと雑談しながら産んだ」「初産のときと余裕感が全然違う」と振り返っていました。
経産婦は初産婦と比較して「陣痛が短い」「出産が早く終わる」などといわれることもありますが、本当なのでしょうか。
実際のところ、出産経験の有無は女性の身体に変化をもたらし、お産にも影響を与えます。もちろん個人差はありますが、一般的に経産婦は初産婦と比べて、産道(出産時に赤ちゃんが通るところ)の組織が軟らかい傾向にあり、産道の一部である子宮頸管も開きやすく、子宮口の開大までが早く進むといわれています。
経産婦と初産婦とで、時間の長さに最も違いが現われるのは「分娩第1期」と呼ばれるタームです。定期的な陣痛が起こるようになってから(1時間に6回以上の間隔)、子宮口が全開大になるまで、初産婦の場合10~12時間ほどかかるといわれています。一方、経産婦は平均4~6時間で初産婦の約半分です[*1]。
「第一子の時は陣痛が始まってからが長かったから、今回もまだまだ赤ちゃんは生まれてこないだろう」と思っていると、第二子以降の出産では意外にトントン拍子に進んでしまうことがあります。
個人差やお産ごとの違いは大きいですが、陣痛が来てからあっという間にお産が終わってしまったというケースも少なくないので、経産婦のお産はパートナーに早めに連絡しておくことをおすすめします。
参考文献:[*1]メディックメディア「病気がみえるVlol.10産科」(第4版)p.251
参照:【医師監修】経産婦は陣痛が短い?出産経験の有無と陣痛の関係
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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