藤本美貴さん激怒「妻に母親失格というなら、あなたは旦那失格です！」第二子妊娠中で体調不良の妻に……

三児の母でタレントの藤本美貴さんがYouTubeに寄せられたパパからのお悩み相談の内容に思わず呆れてしまう場面がありました。

第二子妊娠中で体調不良の妻に……

藤本美貴さんのYouTubeでおなじみの「ミキティ人生相談」、今回はパパからの相談が寄せられました。藤本さんが憤慨したのが、こちらの相談内容です。

相談者は第二子妊娠中の妻と1歳半の娘と暮らしているという男性。

「妻とささいなことで言い争いになり、かっとなって『母親失格』と言ってしまい、その日から明らかに私に対する態度が変わりました。昨日ふと夜中に目が覚めると、妻が静かに泣いていました。どうしたのと尋ねると、母親失格だと言われたことが許せない。思い出すといまだに怒りと悲しみで涙が出る、と言われました。喧嘩をした日、妻は『そんなこと言うあなたのほうが父親失格ね』と強気に反論してきていましたし、あまりショックを受けているようには見えなかったのですが、結構傷つけてしまったようです。『言い過ぎてごめん、愛してるよ』と気持ちを伝えてみても、妻の態度は変わらず……」

言い争いの原因は、長女の保育園入園準備について。第二子妊娠中の妻がつわりで動けず、お名前スタンプなどの購入をすべて夫が担ったそうなのですが、妻がつわりを理由に「保育園グッズを作るの面倒だから外注にするか、あなたが作りたいんだったらあなたが作って」と言ったことが頭にきたという相談者は、つい「母親失格」と言ってしまったのだといいます。

この相談者は最後に「でも実際、初めての娘の保育園準備を面倒くさがるなんて、母親失格ではないですか？」とあらためて問いを投げかけました。

しかし、藤本さんの回答は……「あなたが真剣に謝るか謝らないかだけだと思います。まず心を入れ替えないと」とバッサリ！「そもそもつわりで大変な時期なんだし、逆につわりがなかったとして、めちゃくちゃ裁縫下手だったとしたら、それでも作らないといけないですか？」と反論します。

藤本さんは、「（男性が）誰の金で生活できてるんだと言うのと同じぐらい、（女性に対して）母親失格なんて絶対言っちゃいけないよね。子どもが小さいうちは何が正解かもわからない中、一生懸命やってるわけじゃん。ましてやつわりで辛い中で一生懸命やってるのに、母親失格なんて……あなたは旦那失格です！」と憤慨しました。

さらに保育園や幼稚園のグッズ準備について、「作ることが正義みたいなのは、ちょっとしんどいよね」とも言及。そのうえでこのパパに対して「子育てって、漫画のようにうまくいけばいいけど、子どもだって完璧な子はいない。すべて整ってて、頭もよくて性格も良くて、なんのトラブルもなく育っていくことってないと思うから。今後子どもが大きくなっていくと、友達とのトラブルとか、自分と奥さんじゃないところでも壁があるわけじゃん。それも、奥さんのせいにしそうだよね……」と懸念します。

「コメントの感じも、本心で悪いと思ってないよね。考え方を変えないと、今の状態で謝ってもダメ！まず、奥さんの気持ちを自分の中になじませて、しっかり飲み込めてから、初めて謝ってほしい」とアドバイスし、「奥さんも、もし動画見てたら、めげずに強くなってほしいですね。まずは奥さんが無事に出産するのが大事ですから」とエールを送りました。

このお悩みには、動画を視聴した男性からのコメントもたくさん寄せられていました。

「本当に最低だと思う。妊娠出産は男の自分では代わってあげる事ができなくて、女性に任せるしかないんですよ。奥様が今後の人生のふとした時にあなたに言われたことを思い出してしまうだろうなと思うと気の毒で仕方ありません。 許してもらえるだなんて思わないで下さい。一生贖罪です」「裁縫が得意で妊娠中じゃなかったとしても『保育園グッズの手作りを面倒くさがるのは親失格』と言われたら『だったらお前が作れ、お前も親だ』でしかない」「そもそも悪阻中って生きてるだけでギリギリなのに、上の子のお世話もして大変なんですよね…」

こうした厳しい声が相談者に届き、妊娠中の妻に少しでも寄り添うことができるようになるといいですね。

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