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「腟から便が出てしまう」1万人に1人の出産後遺症になった元AKB48メンバーが臨月まで妊娠を公表しなかった理由

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目次

元AKB48メンバーの浦野一美さんが、第二子を妊娠。今年6月に第一子出産後の重い後遺症と手術について公表していた浦野さん、臨月になるまで報告を控えていた理由も明かしました。

■「セクハラ的なコメントは控えてほしい」

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(※画像は浦野一美さんオフィシャルブログより)

浦野一美さんは2022年に6歳年下の一般男性と結婚。翌年10月に第一子を出産しましたが、およそ1年半の時を経て今年6月にSNSを通じて「産後一万人に1人の病気(産後の後遺症)になりました」と告白しました。

浦野さんがかかったのは「直腸腟ろう」といい、経腟分娩で会陰部が損傷したことが原因で腟と直腸の間が裂けたり孔があいたりしてしまう病気でした。浦野さんは「人に話しても殆ど理解してもらえない、産院の先生にも気付いてもらえなかった珍しい病気」「簡単に言うと『腟から便が出てしまう』病気」と説明し、耐えがたい痛みやQOLの著しい低下に悩んだといいます。

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(※画像は浦野一美さんオフィシャルブログより)

その後手術を受け、YouTubeで術前術後の様子を公開していた浦野さん。リハビリを経て、このたびInstagramで「先日、完治いたしました。昨年8月に手術を受けてから、約1年間の通院を経て、ようやく主治医の先生から『完治しました』と言っていただきました」と報告。同時に、第二子を妊娠しておりすでに臨月に入っていることも明かしました。

さらに病気のリハビリや妊娠の経緯について、浦野さんはYouTubeに動画をアップ。それによると「今もう臨月を過ぎていて、いつ生まれてもおかしくない状況」だそう。第二子妊娠の報告を控えていたのは、「この病気のリハビリがちょっと、人にあんまり話したくない内容。あとはその内容を話した時にどのようなリアクションが来るのか心配で、それによって自分のメンタルが左右されてしまうのが怖かった」ためであると、率直に語りました。

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(※画像は浦野一美さんオフィシャルブログより)

浦野さんはリハビリの内容についても説明。術後、執刀医から「(手術した部位が硬くならないよう)できるだけ瘢痕を作らないように、性行為してください」と推進されたといい、フェムテックのデバイスなど人工的な硬いものよりも「人間同士でしっかりフィットするものが瘢痕を作らないためにはいい」とのアドバイスを受け、夫に協力してもらったと明かしました。結果的にそのタイミングで第二子を授かることができたためリハビリはあまりできず、今回は帝王切開での出産を予定しているそうです。

非常にセンシティブな内容ではありますが、浦野さんは同じ病気に悩む患者さんのもとに届いてほしいという思いでこの話を公表したそう。また、残念ながら「セクハラ的なコメント」がついてしまうことも想定済ではあるものの、「できれば本当にそういうコメントはもうやめて欲しいし、私が大丈夫でも同じ病気の患者さんの目に映った時にショックを受ける方もいらっしゃると思う」「そういう目で見たりとか、俗語でこの病気のことを貶したりとか差別したりとかそういうコメントは控えていただけたら嬉しいなと思います」と語りました。

■分娩時の会陰裂傷

分娩の際、会陰の伸びが十分でない場合や、会陰の伸びと比べて赤ちゃんの頭が大きい場合、そのままだと大きく裂けてしまう(肛門や直腸と腟の壁、直腸粘膜にまで傷が及ぶ)ため、裂傷を防ぐために人工的に会陰を切る(会陰切開)ことがあります。

会陰切開はすべての妊婦さんに行われる施術ではなく、必要がある場合に限って行われることになっており、必要最低限の範囲で行われますが、傷の程度、深さには個人差があり、痛みが続く期間もそれに応じて個人差があります。

そもそも会陰の伸び具合、腟と肛門の距離、皮膚の厚さなどはとても個人差が大きいものです。そのため自然裂傷が複雑で、程度が大きいと予測される場合があります。一般的には肛門側に裂傷が起こることが多いとされますが、それも一概に言えません。できるだけ軽傷で、早期治癒が可能になるよう主治医が適応を検討します。

経産婦などで切開の必要がないと見立てられる人、よく伸びる人の場合、妊婦さんとも相談の上、切開しない選択をとることもあり、その結果として自然裂傷が起こることもあれば、起こらないこともあります。

参照:【医師監修】会陰切開・会陰裂傷の痛みはいつまで続く?痛みのピーク時期と対策

(マイナビ子育て編集部)


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この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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