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“コンドームを使わない”人は何割? SNS普及で不特定多数との性行為が気軽になった今、見えてきた問題

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目次

性感染症内科ペアライフクリニックはこのほど、男女313名を対象に「性病に関する意識調査」を実施し、そのデータを分析しました。

SNSなどの普及により、性病の感染者数は年々増加している!

SNSなどの普及により、多くの人とコミュニケーションすることが可能になりました。それに伴い「不特定多数の人と性的関係を持つ」ことも比較的安易となり、性病の感染者数が年々増加しています。

そこで今回は、同院を来院した患者の同意のもと、性病に関する意識調査を行っています。

性感染症予防のために行っていること1位は「コンドームの使用」

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「性感染症予防のために、現在行っていることがあれば教えてください(複数回答可)」のアンケート調査

「性感染症予防のために、現在行っていることがあれば教えてください」という質問に対し、72%が「コンドームを使用している」と回答。一方で、7人に1人は性感染症の予防を行なっていないと回答しました。

コンドームを使用しない人は”約4人に1人”。定期検査や予防薬を実践している人は一握り。

以上の結果から、多くの人が性感染症予防に関して誤った認識を持っていることが明らかになりました。

有効な予防策である「定期検査」や「予防薬」を実践している人は313人中わずか82人にとどまっています。これらの結果から、性感染症検査を提供するクリニックや予防薬の存在を十分に認知している人が少ないことが推察されます。

これらの結果を受けて、同院は「『性病を減らす』という理念を実現するため、専門的な監修に基づいた情報発信を今後も広げてまいります。手軽に安心して受診いただける医療機関として努めてまいります」とコメントしています。

性感染症の感染を疑った際、約7割は放置する傾向に

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「性感染症の感染を疑った際、どのくらい症状が続けば、医療機関に行きますか?」のアンケート調査

「性感染症の感染を疑った際、どのくらい症状が続けば、医療機関に行きますか?」という質問に対し、「すぐに」と答えた人は全体のわずか33.5%。

また、「2日、3日」と答えた人は23.9%。「1週間以上」と答えた人は、42.7%となりました。

性感染症が疑われる場合でも”すぐに行動する”人は約30%。残りの70%は放置する傾向にある。

性感染症は、症状が出てもすぐに軽快することがあり、見逃されやすい感染症。アンケートでは「性感染症かも」と疑った際に、すぐに医療機関を受診すると回答した人は33.5%にとどまりました。

残りの66.5%は、「症状が続くようであれば医療機関に行く」と回答しており、その間に症状が軽快してしまうと、潜伏期間を経て重症化するケースも少なくありません。

2割超が「無症状でも感染するリスクがある」という事実を知らない!

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「性感染症に感染していても無症状であるケースが多いことを知っていましたか?」のアンケート調査

「性感染症に感染していても無症状であるケースが多いことを知っていましたか?」という質問に対し、77%が「はい」回答。一方で23%が「無症状でも感染するリスクがある」という事実を知らないという結果となりました。

性感染症は無症状でも感染するという事実を知らない人が”約4人に1人”。

性感染症は無症状のケースが多く、自覚がないまま感染が進行してしまうことも少なくありません。その結果、本人が気づかないうちに悪化し、放置すると深刻な健康被害を引き起こすおそれがあります。

例えば、不妊や歩行障害といった症状を引き起こすこともあります。こうした重症化を防ぐためにも、早期発見と適切な治療が重要です。

性感染症の放置が不妊の原因になることを「知らない」が約3割に

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「性感染症を放置すると、不妊の原因となることを知っていましたか?」のアンケート調査

「性感染症を放置すると不妊の原因になることを知っていましたか?」という質問に対し、「はい」と答えた人は全体の73.6%でした。一方で、26.4%(約4人に1人)は知らなかったという結果になりました。

性感染症は不妊の一因に。正しい知識がない人が26.4%という現実。

性感染症は、初期には自覚症状がほとんどないことも多く、気づかないうちに進行してしまうケースが少なくありません。

しかし、治療を受けずに悪化すると体内で炎症が広がり、男女ともに不妊の原因となる可能性があります。特にクラミジアや淋菌感染症は、女性では卵管が詰まる原因となり、男性では精管に影響を及ぼすことがあります。

なお、不妊の原因は男性側にも約50%の割合であるとされており、性別にかかわらず早期発見と治療が重要。将来、子どもを望む人にとっては、性感染症への正しい理解と早めの対策が大切です。

調査概要

<第3弾>性感染症に関する意識調査有効回答数:313人(男性212人/女性101人)回答数の年代:10代 2.2%/20代 44.9%/30代 26.8%/40代 13.4%/50代以上 12.7%調査方法:来院者へのアンケート(任意)調査場所:ペアライフクリニック(横浜院、渋谷院、名古屋院、札幌、大阪梅田)調査期間:2025年2月〜3月性感染症内科ペアライフクリニック公式サイト:https://pairlife-clinic.com/

ペアライフhttps://pairlife-clinic.com/

(マイナビ子育て編集部)



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

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