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子どもがかんしゃくを起こして、大人でも手がつけられない状態になり途方に暮れた経験のある親御さんは少なくないでしょう。まわりから「どうしてあの親は静かにさせないのか」とピリピリした視線を感じてつらくなることも……。今回は、30代のママさんが保育園の先生との話で涙したというエピソードを紹介します。
(※写真はイメージです)
息子が3歳くらいの頃、かんしゃくがひどく悩んでいました。
イヤイヤ期と慣れない保育園生活が相まって、少しでも不快な気持ちになるとギャーッと泣き出してしまうことが1日に何回もあり、それが毎日のように続いて私もかなり疲弊していました。
泣くだけならまだしも、物を投げる、噛み付く、叩いてくるなど暴力的になることもあり、「どう対応したら良いんだろう」と日々悩みは深まる一方。夫に相談するも「今の時期は仕方ない」というばかりで……。息子と一緒にワンワン泣いた日もあります。
(※写真はイメージです)
息子が気持ちを切り替えられるよう、私なりにいろいろ工夫してみるも失敗に終わることが多く、「私の愛情不足なのかな?」「この時期だから?」「同い年の周りの子はみんな穏やかなのに」と、自分を責めたり、周りと比べたり……。
ネガティブ思考が抜けなくなってしまい、思い切って保育園の先生に息子の状況を話し、相談に乗ってもらうことにしました。
すると、先生は……。
(※写真はイメージです)
「まず、先に言っておくね。愛情不足なんてこと絶対ないよ。ママの愛情は十分すぎるくらい息子くんに伝わっているよ。そのことに対しては自信をもっていいんだよ」
とやさしく言ってくださいました。
さらに「息子くん、保育園で本当に頑張っているよ。周りのお友達のフォローもして、お支度も先生に言われる前にもう終わってる。本当になかなかできる子いないよ。だから、お家ではママにたーくさん甘えてるのかも」との言葉に、思わず涙が溢れました。
それからは息子がかんしゃくを起しても、「甘えてもいいよ」と少し余裕のある気持ちで受け止められることが多くなりました。
先生からのあの言葉のおかげで、これまで自分がしてきた育児に自信をもっていいんだと思えるようになりました。本当に嬉しかったです。あの時はありがとうございました。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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