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子どもの非認知能力が"スライム"で育つ!? AI時代、本当に頭の良い子を育てる「五感のあそび」が100均で!

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目次

「AIが台頭する現代において、計算ができる・偏差値が高いといった数値化できるだけの“頭の良さ”は、テストでいい点が取れるといった旧来の優秀さ以上の意味はあまり持ちません」「社会のルールに沿って求められることしかできないと“つまらない大人”になってしまうんです」

――そう語るのは、東京大学名誉教授で、教育・保育評論家の汐見稔幸先生です。

そんな汐見先生監修のもと、子どもの本当の“頭の良さ”“クリエイティブな力”を育む、たくさんの「遊び」を収録した本を上梓したのは、Instagramのフォロワー数約20万人と、いま大人気の“100均専門おうち遊びクリエイター”スウさん。スウさんの提案する「遊び」「おもちゃ」は、身近な材料で不器用なママ・パパでも簡単にできる、子どもが夢中になるものばかり!

本稿では、子どものクリエイティビティ(創造力・独創力)をどう育てていくのか、そのためのアイデアがたくさん詰まった書籍『頭のいい子を育てる超集中!おうち遊び100』(ワニブックス刊)から一部抜粋・編集してお届けします。

※この記事は全2回でお送りします。▶1回目はこちら

「非認知能力」を育てる“感覚遊び”とは?

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汐見先生は、五感と手先を使うことが、子どもの「非認知能力」を育てると話します。

「市販のおもちゃや画面越しのメディアとは違い、自然のものは、人間が持っている五感を多様に刺激します。触れるとザラザラしているな、冷たいな、においがするな……などと感じることで、身を守るとか環境の変化に適応するといった、人間の生物学的な機能を高めることができます。

また、五感をきっかけに、これは気持ちいい、こわいといった基本的な価値判断をし、物事と物事を結びつけ、意味を創造することにもつながります。

現代の情報社会は、目と耳ばかりを刺激する『二感(にかん)』社会といわれています。積極的にさまざまなものに触れ、自然の中に身を置くことで、子どもの価値観の原点を豊かなものにしていきましょう。

さらに、お世話遊びなどで第二の脳といわれる手先を使うことは、脳を活性化させ、考える力を育てます。五感と手先を働かせることで、社会の中での実力の基礎となる『非認知能力』のベースが育つのです。」

ドハマリ!変化する「片栗粉スライム」

おうち遊びクリエイター・スウさんも、「家庭にある材料で作るスライムや粘土は、わが家の子どもたち(3姉妹)が一番盛り上がる遊び!」と、不思議な変化を楽しめる「片栗粉スライム」をおすすめしています。

それでは、さっそく「片栗粉スライム」の作り方をご紹介していきましょう!

【用意するもの】・片栗粉…100g・水…50ml・好みで着色料・混ぜる容器

工程

Process1

1.容器に片栗粉を入れ、好みで着色した水を入れる(片栗粉2:水1の割合をベースに、10mlずつ足していこう)。

Process2

2.手でよく混ぜて感触や変化を楽しむ。

遊び方

Finished cut 2

ぎゅっと強く握るとおだんごのように固まる。

Finished cut 1

力をゆるめるとドロドロの液体に戻る。

Dilatancy 3

状態が変わる様子を見てるだけでも楽しい!

ぎゅっと握ると固く(固体)なり、力を抜くとドロドロ(液体)になる……この現象を「ダイラタンシー」といいます。片栗粉は水に混ぜると、溶けたように見えても粒の状態を保っています。そこに力が加わると、粒と粒の間の水が押し出されて隙間が小さくなり、強度が増して固くなります。力を加えるのをやめると、再び粒と粒の間に水が入り込み、ドロドロの状態になるのです。

(写真:長谷川 梓)

五感を育む感覚遊びのほかにも、自由研究に使えるふしぎ実験、簡単ワクワクの手作りおもちゃ、算数・数学の土台が身につくパズルや迷路、そして暑い夏や寒い冬もおうちで体を動かせる運動遊びなど、書籍『頭のいい子を育てる超集中!おうち遊び100』には、子どものクリエイティビティを育む遊びが満載!お子さんの年齢や成長に合わせて、ぜひ、親子で遊んでみましょう。

Book cover

『頭のいい子を育てる超集中!おうち遊び100』(ワニブックス刊)

著者・監修者

Suu

著:スウ100均専門おうち遊びクリエイター。おもちゃインストラクターの資格を持つ3児の母。「低予算で簡単に」をモットーに、100円ショップや身の回りの材料を活用した遊びや手作りおもちゃを考案し、Instagramで発信している。子育て中の母親ならではの視点とアイデアから生み出される、遊んで学べるおもちゃ、感触遊びは特に人気。幼児の知育教育に関心の高い母親、父親から支持を得ている。フォロワー数は20万人を超える(2025年6月現在)。[email protected]

Shiomitoshiyuki

監修:汐見稔幸1947年 大阪府生まれ。教育・保育評論家。専門は教育学、教育人間学、保育学、育児学。21世紀型の保育、学校を模索中。How toだけでなく、なぜそうすべきかを原点から考えようと努力し、それを保育者たちと共有する研修を追求している。保育が深い意味でおもしろい!と思えるようになりたいと願っている。一般社団法人家族・保育デザイン研究所 代表理事、東京大学名誉教授・白梅学園大学名誉学長・全国保育士養成協議会会長・日本保育学会理事(前会長)など。



この記事のライター

マイナビウーマン子育て

「マイナビウーマン子育て」は、働く女性の恋愛と幸せな人生のガイド「マイナビウーマン」の姉妹サイトです。結婚後ママになりたいと思っている人や現在0歳から6歳までの子どもを持つママの、日々の不安や悩みを解決するお手伝いをしています。

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