若槻千夏さん、昨年3回もの“背中ギックリ”経験を告白「ひな壇で動けなくて、ゲストを…」

朝たんぱく協会は9月3日、都内で「『朝たんぱく協会』設立発表会」を開催しました。ゲストには、三児のパパでお笑いコンビ・品川庄司の庄司智春さんと、二児のママであるタレントの若槻千夏さんが登壇。朝ごはんの内容や筋力についてのトークが繰り広げられました。

毎日の朝ごはんで、手軽にたんぱく質を摂取する方法は？

同協会は、朝にたんぱく質を積極的に摂取する意義について広く啓発することを目的に、有識者や食品メーカーが中心となり発足したもの。健康のために、朝に約20gのたんぱく質摂取を呼びかけています。

【写真左から】広島大学 准教授 時間栄養学専門 田原優先生、若槻千夏さん、庄司智春さん、立命館大学 教授 運動生理・生化学専門 藤田聡先生、跡見学園女子大学 教授 栄養・食物学専門 石渡尚子先生

朝食について聞かれた若槻さんは、「独身時代は食べなかったけど、子どもを産んでからちゃんと朝ごはんを食べるようになりました。ただ、時間がないので1分くらいでかきこめる納豆卵かけご飯を食べています」と、働くママならではの朝のドタバタを告白。

これを受けて、跡見学園女子大学 栄養・食物学の石渡尚子教授は、「植物性たんぱく質である納豆だけじゃなく、動物性たんぱく質である卵をかけているのが非常にいいですね。でもこれだとたんぱく質が16～17g程度だと思いますので、1食20gの摂取を目指すには納豆の中に大さじ山盛り1杯くらいのちりめんじゃこを追加するといいと思います」とアドバイス。

若槻さんは「すぐにできそうです！」と笑顔でコメントしました。

一方の庄司さんは、お子さん3人を送り出したあとに朝ごはんをしっかり食べる派だそう。トーク中には、庄司さんの朝ごはんの写真が公開されました。

写真を見た若槻さんから「これは自分で作るんですか？」と質問されると、庄司さんは「基本、ミキティさんが作ってくれますけど、『筋肉に関する朝食は自分で作ってくださいね』と言われていて、鶏むね肉を自分で焼いたりしています。鶏むね肉が続いたときには、マグロとアボカドを取り入れたり。ブロッコリーにもたんぱく質が入っていますもんね」と、筋肉芸人ならではの朝食のこだわりとたんぱく質に関する知識を披露。

この食事内容については、石渡先生も「なかなか日本人でこんなにしっかりとした朝ごはんを食べている人は、いないんじゃないかなと思います！」と太鼓判を押しました。

石渡先生によると、動物性・植物性の2種類のたんぱく質を組み合わせて摂ると筋肉を合成するのに役立つそうで、筋肉芸人の庄司さんにぴったり。写真の献立で改善点をあげるとしたら、肉や魚などの動物性のたんぱく質に寄りがちなので、大豆製品を追加するのがよいとのこと。汁物に厚揚げを入れたり、豆乳を飲んだりするのも手軽でおすすめだそうです。

ひな壇で姿勢がよかった理由は……

続いて、「筋力の低下を感じたエピソード」について聞かれると、若槻さんは「40代になってから、全身がピキッてする謎の衝撃があるんです。どこが痛いかわからない。何回もChatGPTに『ピキッとします』って聞いてるんですけど……」と体の不調を明かしました。

また昨年は2、3回「背中ギックリ」を経験したそうで、「背中のギックリは40代くらいからあるらしくて。肩甲骨の下くらいがズキンってなって、動けない。だから2週間くらいすごい姿勢のいいひな壇のときがあったんですけど、全然動けないから（収録中は）横目でゲストを見たりしていました」とバラエティ番組出演時の裏側を告白。

この経験から、筋肉不足だと感じてトレーニングをするようになったそうですが、「今日（先生たち）の話を聞いて、特に朝ごはんが肝心なんだなって知れました。無理なく、継続することが大事だと思うので、明日から朝たんぱくを始めたいと思います」とコメントし、改めて朝ごはんとたんぱく質の重要性を感じていたようでした。

朝たんぱく協会https://asatanpaku.jp/

（取材・文：マイナビ子育て編集部）

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