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アルクは9月22日(月)、新刊書籍『職場問題ハラスメントのトリセツ』を発売しました。

セクハラ、パワハラ、マタハラ、ケアハラ、SOGIハラ、就ハラ、ハラハラ……。
たくさんのハラスメントが登場するようになった現代ですが、そもそも“ハラスメント”とは人間関係から生じるもの。
人が集えば、誰もが少なからず「加害者になるリスク」や「被害者になるリスク」を負います。
「長時間の熱血指導」「無自覚のマタハラ」「いつでもイライラ」「セクハラにセカハラ」「人事評価の拒否」「相談してもスルー」「社内文化の超信奉」「勝手に個人情報開示」
ちょっと思い当たることがある人は要注意。
ハラスメント事案は、【客観的相当性】と【主観的なストレス度】を軸に整理して考えるのが有効です。
同書は「基礎編」でハラスメントの定義や類型を学び、「実践編」で32の事例とともにさまざまなケースの対処法に迫ります。
「付録」には、ハラスメント加害リスクのチェックリストや、ハラスメントと思ったときの相談先、ハラスメントについてのQ&Aも収録。加害者や被害者として窮地に陥る前に、ハラスメントの本質を知り、安心安全に働きましょう!



はじめに
【基礎編】職場のハラスメントとは何か(1)ハラスメントをめぐる現状(2)職場で起こるハラスメントの定義や類型・セクシュアルハラスメント(セクハラ)・パワーハラスメント(パワハラ)・マタニティハラスメント・パタニティハラスメント(マタハラ・パタハラ)・ケアハラスメント(ケアハラ)・その他の職場におけるハラスメント:SOGIハラスメント(SOGIハラ・ソジハラ・ソギハラ)/就活ハラスメント(就ハラ)/ハラスメント・ハラスメント(ハラハラ・逆ハラ)(3)職場のハラスメントの判断基準(4)ハラスメントが職場に与える影響(5)ハラスメントが起きやすい職場の特徴(6)ハラスメント四象限マトリクスコラム:カスハラも法成立〜企業に対し従業員保護のための措置義務化へ〜
【実践編】事例で考える職場のハラスメント〜類型と対処法〜(1)ハラスメント加害をしやすい人の類型・自分を客観視する力が弱い人ケース1:自分の指導方法・やり方が正しいと思い込んで指導を行う上司ケース2:嫌がっていることに気づかず、容姿についての冗談を繰り返す先輩ケース3:人事評価の結果を受け入れられない部下
・アンコンシャス・バイアスが強い人ケース4:良かれと思って、子持ち女性労働者のキャリアアップの機会を奪う上司ケース5:自分の若手時代を引き合いに出して説教をしてしまう年配の課長ケース6:性的指向について興味本位の質問を繰り返し、部下を退職させた課長
・感情のコントロールが下手な人ケース7:気が高ぶって、怒鳴ったり大声を出す上司ケース8:いつもイライラしていて相手を萎縮させる同僚ケース9:産休・育休を取った先輩に対し、休憩室で悪口を言う上司と同僚
・過去に自分が被害者となった経験がある人ケース10:セクハラ被害を訴えてきた人にセカンドハラスメントをする上司ケース11:自分に経験がないことで男性の育児を軽視する上司ケース12:ちょっとでも不快感があるとセクハラだと訴えてくる後輩
・過去の経験にとらわれやすい人ケース13:社内文化が絶対であると誤認し、仕事のやり方を変えられない上司ケース14:過去のトラウマから、過剰に防衛的な反応をしてしまう先輩ケース15:冗談として女性社員に対しセクハラを連発する取締役
・自己中心的な考え方をする人ケース16:事情があって時短勤務をしているのに「ズルをしている」と評する部下ケース17:部下が相談をしても受け流し、対応してくれない上司ケース18:自分の仕事を正しく遂行せず、部下や後輩にフォローさせる上司ケース19:上司の業務指導をパワハラだとして誹謗中傷する部下
・コミュニケーションに癖がある人ケース20:人気業種の零細企業で、社員に対して乱暴な言葉遣いをする社長ケース21:上司に対しては穏やかなのに、立場の弱い人には威圧的になる同僚ケース22:個人の事情について、親切心から不要な配慮や情報提供をする上司
(2)ハラスメント加害にあいやすい人の特徴・自己主張が苦手な人ケース23:嫌だと意思表示できず、合意だと誤解されてしまう女性社員ケース24:断れずに引き受け続けた結果、無理をして限界を迎えてしまう若手社員
・職場でのコミュニケーションが苦手な人ケース25:事情を伝えられないまま働き続け、限界を迎えた中堅社員ケース26:厳しい指導に萎縮し、自信を失ったまま働き続けている新人
・職務の内容や立場から社内で孤立しやすい人ケース27:使用者と密な関係にあることで、社内で孤立した秘書ケース28:契約打ち切りを示唆され、デートに応じてしまった派遣社員
・職場においてマイノリティである人ケース29:女性が少ない職場で、配慮を申し出ることが心理的に難しい女性社員ケース30:弱い立場に付け込まれ、恒常的に被害を受ける外国籍労働者
・真面目で責任感が強く、自分を責めやすい人ケース31:過大なノルマに応えようとするうちに、精神疾患を発症した社員ケース32:上司の他責的な発言を無条件に受け入れ、被害を認識できない若手
付録(1)ハラスメント加害リスクのチェックリスト(2)「もしかしてハラスメントかも?」と思ったときの相談先(3)知っておきたい「調停・あっせん」制度(4)ハラスメントについてのQ&A
おわりに参考文献

【タイトル】職場問題ハラスメントのトリセツ【URL】https://www.amazon.co.jp/dp/4757444176/【価格】1,980円【サイズ】四六判、240ページ【ISBNコード】978-4-7574-4417-1【著者】村井 真子(むらい・まさこ)【著者プロフィール】社会保険労務士、キャリアコンサルタント。経営学修士(MBA)。家業である総合士業事務所で経験を積み、2014年、愛知県豊橋市にて独立開業。中小企業庁、労働局、年金事務所等での行政協力業務を経験。地方中小企業の企業理念を人事育成に落とし込んだ人事評価制度の構築、ハラスメント対応に従事。移住・結婚とキャリアを掛け合わせた労働者のウェルビーイングを追求するとともに、労務に関する原稿執筆、企業研修講師、労務顧問として活動している。著作に『職場問題グレーゾーンのトリセツ』(アルク)、漫画原作に『御社のモメゴトそれ社員に訴えられますよ?』(KADOKAWA)、監訳に『経営心理学 第2版』(プロセス・コンサルテーション)ほか。
アルクhttps://www.alc.co.jp/
(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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