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世界文化社は10月16日(木)、韓国発の絵本『くまばあちゃんのねむねむさん』を発売します。

同書は韓国発、眠りを誘う“おやすみ絵本”。
森が暗闇につつまれるころ、くまばあちゃんのねむねむやさんが開きます。くまばあちゃんのお店には、眠れないお客さんがたくさんやってきます。都会の騒音に悩むねずみ、毎晩、起きているのに疲れたお月様、寒くて冬眠できないありたち……。くまばあちゃんは、お客さんの望みに応じて、次々と魔法のような眠りを作り出します。おやすみ前に子どもたちにゆっくりと読んであげたい心安らぐ物語です。

くまばあちゃんは、眠れないお客さんのためにオーダーメイドでどんな眠りでも作ります。一番の人気は花のかおりの蜜がたっぷりのあまい眠り。
「さあ、あたたかいうちにめしあがれ」

都会の音がうるさくて眠れないねずみには、静かな湖の水、薪の燃える音、やさしい子守唄を混ぜた虹色のねむねむ泡を作ります。その泡がはじけるたび、周りの音がだんだんと消えていきます。

眠れないお月様のために、とっておきの眠りの毛布を作るくまばあちゃん。わたぐもを詰め込んで、ひとはりひとはり縫っていきます。くまばあちゃんの丁寧な手仕事がひかります。眠る前のリラックスタイムにゆっくりと読みたい一冊です。
ヤン・ソン(作・絵)韓国・梨花女子大学で東洋画を専攻。『おつきさまとゆめと』で第2回サゲジョル絵本賞優秀賞受賞、絵本に『キラキラ』、『ねむくなるなるホットチョコレート』。新しい試みに挑戦するのが好きで、『ねむくなるなるホットチョコレート・ポップアップエディション』は、「ソウル国際図書展 韓国でもっとも楽しい本」に選出された。いろいろな方法で作品を表現しようと、日々、悩み努力し挑戦している。
かみや にじ(訳)東京都生まれ。韓国語翻訳家。1980年代に、韓国・延世大学へ留学。翻訳作品に『あかてぬぐいの おくさんと 7にんのなかま』『金剛山のトラ』『だまされたトッケビ』(ともに福音館書店)、『あずきがゆばあさんととら』『いつか また あおうね』『わたしの体におこること なんでもガールズトーク!』(すべて偕成社)、『ぼくのすみっこ』(ほるぷ出版)などがある。

『くまばあちゃんのねむねむさん』■作・絵:ヤン・ソン■訳:かみや にじ■発売:2025年10月16日(木)■定価:1,980円■判型:A4変・40ページ■発行:社世界文化ワンダーグループ■発行・発売:世界文化社
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(マイナビ子育て編集部)
この記事のライター
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