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大切な家族との突然のお別れ……。悲しみに包まれながらも、残された家族にはさまざまな手続きや準備が待っています。けれども「何を、いつまでに、どうすればよいのか」——実は知らない人のほうが多いのではないでしょうか?
もしも親(身内)が亡くなったら……通夜、葬儀、保険、年金、相続まで、手続きの流れやポイントがマンガでわかる!
書籍『マンガでわかる 親が亡くなったときにすべきこと』(Gakken)では、親(身内)が亡くなった際に、残された家族が直面するさまざまな場面をマンガでわかりやすく解説しています。
今回は、親が病院で亡くなった時に「まず、何をするのか」について、一部抜粋してご紹介します。





入院中の身内が危篤になった場合、まずは近親者に連絡を入れます。親族はもちろん、可能なら本人が会いたいと言っていた人、本人に会わせておきたい人にも知らせましょう。一刻を争う状況なので、連絡は電話で行います。深夜や早朝でもかまいません。
親族が遠方であっても、報告として危篤の連絡をします。連絡を受けて実際に病院にかけつける場合は、迷惑にならないように病院のルールに従い、廊下では騒がないなどの配慮を。
医師が死亡を確認すると、ご遺体は霊安室で一時的に安置されます。身内の死後、家族がまずしなければならないことは、ご遺体を搬送する「葬儀社」を決めることです。
葬儀社には、ご遺体の搬送と葬儀の執り仕切りを依頼しますが、必ずしも同じ葬儀社に頼む必要はありません。ただし、搬送のみをA社に、葬儀はB社にというように個別に依頼すると費用がかさむケースが多いので、できれば同じ葬儀社に搬送から葬儀まで依頼することをおすすめします。
思い当たる葬儀社がない場合は、病院が紹介してくれることもありますが、割高になる傾向があります。
決まった葬儀社がない場合は、取り急ぎ搬送はA社に頼み、そのあと見積もりをもらって、必要ならほかの葬儀社からも見積もりを取って決めます。葬儀社が決まらないと葬儀の内容も日時も決まらず、日程が後ろになるほどにご遺体を保管するためのドライアイス代や安置所料がかかってきます。ムダな費用をかけたくない、望んだ葬儀を行いたいのなら、事前に希望に叶う葬儀社を見つけておくほうが安心です。
家族が高齢になってきたら、一度、2社程度の葬儀社から見積もりを取って費用などを確認しておき、いざというときに頼みたい葬儀社の候補を出しておくのが理想。事前に見積もりを通じてやりとりをすることで、おおよその予算や葬儀社の雰囲気、価値観などもわかります。
見積もりを取る際には、喪主になる予定の人も同行するのがよいでしょう。疑問点も事前に解消でき、いざというときに慌てずに済みます。信頼できる葬儀社とともに故人を送り出す準備を進めることができます。

=====この続きは、是非書籍でご覧ください。
※本記事は、『マンガでわかる 親が亡くなったときにすべきこと』(監修:明石久美、漫画:こげのまさき/Gakken)より抜粋・再編集して作成しました。

この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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