アンジャッシュ渡部さんが現役保育士タレントに大喜び「うちの妻が大ファン」「お前これ参考にしろよって」

「アンジャッシュ」渡部建さんのYouTubeチャンネルに、現役保育士のてぃ先生がゲスト出演。二児の父である渡部さんに子育てのアドバイスを伝えました。

最初の印税は使い果たした

渡部さんは現役保育士タレントでYouTuberのてぃ先生を、「僕ももちろんですけど、うちの妻（佐々木希さん）がもう大ファンというかね。僕が育児でちょっと『うわっ』てなってると、夜、この方のショート動画が送られてくるっていう。要は『お前これ参考にしろよ』ってことだと思うんですけど。そのぐらい、渡部家的にすごく頼りにしてる方ですね」と紹介。

てぃ先生は登場するやいなや、「うちの保育園のママたに今日（渡部さんと）お会いするんですってお話したら、変なのをうつされないようにしてくださいって（笑）」と辛辣なママたちの声を明かしました。そんなユーモア溢れるてぃ先生に渡部さんは興味津々。まずは保育士として働きながらメディア出演するようになった経緯を深堀りします。

てぃ先生がSNSを始めたのは13年前。当時、子育てや保育などのワードが出てくるニュースは暗いものが多いと感じ、保育園で起きた子どもとの出来事やエピソードなど、ポジティブなコンテンツを発信していくようになったのだそう。てぃ先生のSNSアカウントは徐々に人気となり、出版社から「書籍を出しませんか」とオファーが舞い込み、一冊目の本を出したことで人生が変わったといいます。それまで「給料日の1週間前から塩をなめて過ごす日々だった」のが、印税が入り、車を買ったり勤務先の保育園のために寄贈したり「1000万くらい」をあっという間に使ったと明かしました。

「ママ芸能人からご飯に誘われることも？」と聞かれると、実際にそういう経験はあると明かし、優雅に食事を楽しむママたちを尻目に元気な子どもたちのお世話に張り付きだったと苦笑い。渡部さんは「いや絶対そうだと思ったわ。俺もスキあらば仲良くなろうとします」と納得です。

渡部さんが「今後も（保育の）現場とメディアの両立を考えているの？」と尋ねると、てぃ先生は「基本は保育士の仕事に気持ちを置いている」と回答。その理由として、たとえば保育士の就職・転職フェアに元保育士インフルエンサーなどが登壇することがあるが、「やめてるやん」「転職すらしてない」と一喝。現役でいることが一番の説得力ではないかと考えを述べました。

次の書籍についても構想中ですが、育児に関するお悩み解決本は世に溢れているため、違う角度からテーマを探っているといいます。子育ての悩みは、アドバイスに沿って一度解決したとしても、次の日には違う悩みが勃発するというふうに、日々フェーズが変化していくもの。また、そのとき効果的だった方法が次回はうまくいかないこともあるなど、ケースバイケースな局面が多々あります。そこでてぃ先生は「毎回聞いて毎回試してを繰り返している状態は、親御さんとしてはしんどい」と考え、「ベースの方法さえ知っておけば、あとは自分の家庭と自分の子ども用にアレンジできる」そんな本を考えているそう。

渡部さんの子どもは7歳と2歳で、下の子はちょうどイヤイヤ期真っ只中。悩み多きパパである渡部さんに、てぃ先生は「子育てはロマンティックに考えたらうまくいく」とアドバイスを送りました。たとえば、子どもがをご飯食べようとしないときに「早くご飯食べなさい」と指示を出すのではなく、「にんじんさん、えーんえーんって泣いているよ？」と語りかける。着替えをグズるときは、「パパがお洋服あっためてあげるね！」とワンクッション……そんなちょっとしたことで、食べてくれることはあるといい、育児には子ども目線が必要なようです。渡部さんは「たしかに、楽しさもやさしさもファンタジーもロマンティックに括れますね」と納得。最後は「子どもの好きがロマンティックに詰まっている」と、てぃ先生の金言で締めくくられました。

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