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「いじめてない、見てただけ」がいじめをエスカレートさせる。加害者と被害者だけじゃないいじめの四層構造

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目次

いじめをする加害者が悪いことは確かですが、いじめをエスカレートさせる「四層構造」というものがあることはご存じでしょうか。いじめの構造を知って、お子さんがいじめを目撃したときの対応も考えておく必要があります。

家庭で、学校で、塾で。行き過ぎたしつけや指導は、大人から子どもへのハラスメントになっているかも⁉

『マンガでわかる! おとなも子どもも知っておきたいハラスメント』(主婦と生活社)では、教育社会学者の内田良教授監修のもと、暴言・暴力・性暴力・いじめといった、学校や家庭で起こりやすいハラスメントをマンガで解説。子どもも大人もわかりやすく正しい知識を身につけられる一冊です。

今回は書籍の中から、いじめの四層構造についてお届けします!

いじめられるほうも悪い!?

被害を受けた人が「イヤだ」と思う気持ちを尊重しよう

いじめの話になると、「いじめられるほうにも問題がある」と言う人がいます。もちろん、いじめにはいろいろと複雑なケースがありますが、ひとつ言えることは、どんな事情があったとしても、そのとき「いじめたほう(加害者)が悪い」ということです。いじめられたほう(被害者)が「イヤだ、つらい」と感じた気持ちは、まずいちばんに尊重され、ケアされなければならないのです。

「いじめるほうが悪い」のは大原則

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いじめに限らず、いやがらせ、誹謗中傷、差別など、ハラスメントのすべては絶対にしてはいけない、したほうが悪いというのが大原則です。

「加害者」と「被害者」が入れかわることも!?

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いじめるほうが悪いのは大原則ですが、いじめの問題は複雑です。加害者がいじめられた経験があったり、被害者がいじめる側になったりすることも。また、加害者が100%悪いとは限らないケースもあります。ときには、加害者・被害者をすぐに決つけず、両者が自分の気持ちをしっかり話すことも大切です。

いじめの四層構造を知ろう!

「いじめ」は加害者・被害者だけの問題ではない

いじめは、「いじめる側」「いじめられる側」のほかに、いじめをはやし立てる「観衆」と、だまって見ていたり、無関心をよそおっていたりする「傍観者」の4つの存在があります。これをいじめの四層構造といいます。「観衆」がはやし立てたりおもしろがったりすればいじめはエスカレートします。そして「傍観者」が無関心のままでいることも、いじめを許していることになり、いじめがエスカレートします

いじめていなくても、いじめを認めているかも!?

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いじめに直接加わっていなくても、その場にいるだけで、知らず知らずにいじめをエスカレートさせてしまう可能性があります。

加害者と被害者だけでは「いじめ」は成り立たない

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いじめの四層構造でカギとなるのは「傍観者」と「観衆」です。傍観者がいじめに否定的な態度をとれば、いじめに直接加わっていなくても、その場にいるだけで、知らず知らずにいじめをエスカレートさせてしまう可能性があります。「観衆」ははやし立てづらくなり、いじめがエスカレートしにくい空気ができていきます。

友だちがいじめられている、またはいじめていることを知ったり見たりしたときは…

いじめを報告したり、かばったりすると仕返しが怖いという声を聞きますが、おそれずに相談することが大切。担任の先生や親以外にも、信頼できる大人を探したり、相談したり、警察に相談してもいいのです。子どもを守ってくれる大人は必ずいます。

(漫画・イラスト ©ぽぽこ)

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この続きは、是非書籍でご覧ください。

※本記事は、『マンガでわかる! おとなも子どもも知っておきたいハラスメント』著:内田良(主婦と生活社)より抜粋・再編集して作成しました。


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マイナビウーマン子育て

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