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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。魅力的な唇に見せるためにリップメイクに力を入れている方も多いと思いますが、よかれと思ってやったリップメイクが、顔全体の印象を台無しにしている場合があるんです。そこで今回は、残念見えしてしまうNGリップメイクをご紹介します。
ティントリップを塗るときに、チップの先でしっかり唇のアウトラインを縁取る方を多く見かけます。
ティントリップは塗ってしばらく経つと、塗った直後よりも発色が良くなっている場合が多いです。そのためメイク直後はリップが馴染んでいるように見えても、出掛ける頃には唇と肌の境目のコントラストが強くなりすぎて、リップが浮いて見えてしまう可能性があります。
ティントリップを塗る前に、リップペンシルでアウトラインを整えるのが理想ですが、ティントリップのみで仕上げる場合は、ティントを塗った後に綿棒やブラシでアウトラインをぼかすようにしましょう。
こうすることで、唇と肌の境界線がグラデーションになるので、リップが浮いて見えるのを防ぐことができます。
流行りのオーバーリップのつもりが、たらこ唇になってしまっていませんか?
ただ唇のアウトラインを全体的に1mmオーバーにしただけでは、魅力的なオーバーリップには仕上がりません。
上唇の山の部分や、下唇の中央部分などは少し大胆にオーバーに描き、口角に向かって徐々に元の唇のアウトラインに沿うようにラインを描きましょう。
唇の縦ジワが目立たないぷっくりしたリップは、今のトレンドど真ん中でもあるのでメイクに取り入れている方も多いと思いますが、唇全体にグロスやプランパーを均一にたっぷり塗っていませんか?
この場合、口元の動きによって時間の経過とともに唇のアウトラインの方に液が溜まり、滲んだようにはみ出すこともあるので、揚げ物を食べた後のように見えたり、だらしない印象に見えたりします。
グロスやプランパーは、上下の唇の中央にのせた後、外側に向かって薄くなるように馴染ませましょう。
・ルージュ デコルテ34/コスメデコルテ
・クリスタルブルーム リップブーケ セラム04/ジルスチュアート
・オールインワン オーバーリップメーカー02/カラーグラム
いかがでしたか?印象を台無しにしてしまうリップのNGメイクをご紹介しました。ちょっとした違いですが、気を付けるだけでグッと洗練された印象に見えるので、ぜひ試してみてくださいね!
この記事のライター
メイクアップアドバイザー/日本フェイシャルケア協会認定エステ...
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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