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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。メイクをしているときはキレイに仕上げたつもりが、笑ったときの顔を見ると想像以上にシワが目立っていたという経験はありませんか?アイメイクの仕方によっては、逆に老けて見えてしまう可能性があります。今回は、笑っても自然な目元を叶えるアイメイクのコツをご紹介します。
乾燥や厚塗りは、まぶたや目尻のシワを目立たせる原因になります。ファンデーションやフェイスパウダーは塗りすぎないように気をつけて、できるだけ薄く仕上げてください。
シミや色ムラが気になる場合は、その部分にのみコンシーラーを薄くつけるなどして、全体は薄くなるように留めましょう。
目元にファンデーションを塗るときは、顔全体を塗ったあとのスポンジで軽くトントンとおさえるように塗ると、塗りすぎを防げます。
笑ったときに目尻にできる深いシワの部分は、避けるくらいの気持ちで。ごく薄くなるように気をつけてください。
パールのアイシャドウは小ジワを目立たせやすいため、まぶた全体にはマットタイプを使うのがおすすめです。
全体をマットタイプで仕上げたあと、シワが少ない部位にだけラメを重ねると、笑ったときのシワの目立ちも防ぎやすくなります。
上まぶたの目頭側1/3ならシワが少なめなので、ラメを楽しみやすいでしょう。下まぶたにも輝きをプラスするなら、目頭にくの字に入れるのがおすすめです。
使用したアイシャドウは、イヴ・サンローラン「クチュール ミニ クラッチ」500 メディナ グロウ(税込10,890円)。
血色感のあるピンク系のパレットで、マットとラメが各2色ずつ入っています。気分やシーンに応じてさまざまなメイクバリエーションを楽しめるアイテムです。
下段右のピンクをアイホールと下まぶた、下段左のレッドを目のキワに塗り、全体をマットに仕立てました。
そのあと、上段左を上まぶた目頭側1/3と目頭にくの字に重ねて輝きをプラスしています。
笑うと目尻にくっきりとシワができる場合、アイラインをオーバー気味に引くとシワとのズレで違和感を覚えたり、シワがラインに重なって強調されたりすることが。極力シワを目立たせないことを重視するなら、アイラインは目立たせないのがベストです。
また、アイラインを太く引くとまぶたの小ジワでガタついてしまうことも。太くならないように気をつけて、極力目のキワに沿わせて細く仕上げましょう。
アイラインを点状に連ねるように少しずつラインを引いていくと、目のキワに沿わせながら細いラインを引きやすくなります。目尻側ははみ出さずに仕上げると、目を細めても目立たせないラインに仕上がります。
使用したアイライナーは、ILM「0.01mm超極細 ウルトラシン リキッドアイライナー」LE01 シャープブラック(税込1,320円)。
非常に細いラインを引けるためブラックでも悪目立ちせず、目のフレームを際立てることができます。
ブレずに描きやすいため、繊細なラインにこだわりたい方におすすめのアイテムです。
シワを目立たせない方法のひとつとして、まつ毛をしっかりカールさせるのもおすすめです。まつ毛を上向きにすることで、シワやたるみで下がり気味な目元を引き上げて見せる効果が期待できます。
しかし、まつ毛の長さやボリュームを出してしっかりカールさせると、まつ毛が目立ちすぎてしまうことも。ブラウン系のマスカラにしておき、存在感を和らげてバランスをとるのがおすすめです。
使用したマスカラは、Milk Touch「オールデイロングアンドカール マスカラ」ブラウン(税込1,628円)。
まつ毛の1本1本を長くしながら、くるんとしたCカールを長時間キープします。軽やかな仕上がりだから、重ね塗りしても重くならず、お好みのボリューム感に調整可能です。
メイクのBefore Afterを比べてみると、塗り方を変えるだけで笑ったときのシワの見え方が大きく変わりました。
表情の変化を気にせず思い切り笑いたい方は、今回のメイクをぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1964
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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