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2年間で20㎏の減量に成功し、陰キャデブOLから人生180度変わったトレーナー・鬼軍曹ゆか様。最近、ダイエット系SNSを賑わしています。
“鬼軍曹”と聞くと、スパルタ指導をイメージしますが、実際にお会いしたゆか様は、癒し系。自身が万年ダイエッターだったからこそ、3日坊主にならない、挫折しないプログラムで指導してくれます。
運動のすばらしさに目覚めたゆか様ですが、根っからのズボラは変わらないため、今はすき間時間でできる簡単エクササイズやストレッチで体形をキープしているそう。運動が苦手でもできちゃうストレッチをオトナサローネのために教えてくれることに。
今回のテーマは「ガチガチ背中の改善」です。
国民病ともいわれるスマホ首や肩こりの改善にもつながり、丸まった背中がシャンと伸びて見た目から若々しく。
「今の時代、スマホやパソコンは欠かせないので、ちょっと気を抜くと誰もが前かがみの姿勢になりますよね。その姿勢のままでいると、背中がガチガチにかたくなり、背骨の両脇にある自律神経を圧迫して機能が低下してしまいます。自律神経は血流や呼吸、発汗など生命を維持するための無意識に行っている機能をコントロールしているものなので、働きが悪くなると心身に不調があらわれるんです。その不調が肥満につながるので、まずは、ガチガチの背中をゆるめましょう」
では早速実践してみましょう!
背骨をねじる動きでガチガチをゆるめることで、自律神経を整えていきます。背中のこりもほぐれ、姿勢改善にも役立つストレッチです。
まずは背中の上部をねじるため、胸を開く動きをします。
横向きに寝て、両手は後頭部におきます。両足を揃えて膝を曲げましょう。
上側にあるひじを後ろに引いて胸を開きます。このとき胸から上だけをねじるように意識し、下半身は動かないようにしましょう。
左右10回ずつ行って。
▶▶▶「背中ねじり・上」の方法を動画でもCHECK!
あごの下に両手をおき、うつぶせになります。
うつぶせのまま片足を上げます。腰が痛くならない高さでOK。
背骨の真ん中をねじるイメージで上げた足を反対側へ。お尻の力を使い、肩が上がらないようにしましょう。
左右10回ずつ行って。
▶▶▶「背中ねじり・中」の方法を動画でもCHECK!
あお向けになり、リラックス。
手のひらを床に向けたまま、片足を上げて膝を直角に曲げる。
膝を曲げたまま反対側に倒して手で膝をおさえ、しっかりと体をねじる。お腹から腰のあたりのねじれを感じながら30秒キープ。呼吸は止めずに深呼吸を!
▶▶▶「背中ねじり・下」の方法を動画でもCHECK!
「背骨の上、真ん中、下をそれぞれねじりたいので、3種類のストレッチでひとつです。全部やっても3分くらいなので、スマホを見る時間を短縮すれば、できますよね! 首・肩こりがラクになりますし、寝る前に行えば睡眠の質もよくなります。よく眠れることは健康維持のためにも大切なこと。この小さな積み重ねがスタイルアップにつながっていくんです。
目覚めたら朝日を浴びることも忘れずに! 睡眠リズムが整い、太りにくい体になっていきますよ」
プロフィール
鬼軍曹ゆか様(福田裕香)
高校卒業後、会社員に。小学生からデブだったという万年ダイエッターだったが、26歳のときに「このままでは一生デブのまま」と危機感を覚え、一念発起しエステで20㎏減に成功。しかし、自己流の過度な食事制限を行ったことで体調を崩してしまう。その後、運動しかないと筋トレをはじめ、運動の大切さに目覚める。自身のダイエット経験を生かし、30歳でジムのトレーナーに転身。パーソナルジムに勤務しながらオンラインサロン「ズボラ矯正ジム」を主宰。2021年に独立し、東京・代々木上原エリアに「soar gym」をオープン。これまで800人以上に指導してきた。
SNSでは、ズボラでも続けられるダイエット法や、自分を好きになる、自信がもてるためのマインドを発信。
Instagram @yuka_fitness
撮影/佐山裕子(主婦の友社写真室)
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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