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年齢を重ねるとともに、隠したい部分やコンプレックスが増えてくるのを痛感している40代女性もいらっしゃるはず。
迫り来る年齢の波には抗えませんから、気になる部分はメイクでフォローするのも私たち世代のスキルが問われるテーマです。
しかし、せっかくのメイクでも男性目線だと「いやいや、コレならばスッピンのほうがいいのに……」と思っている仕上がりも。
時短美容家であり魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする私、並木まきが、男性たちが「スッピンのほうがいい」と感じたメイクの特徴に迫ります。

「派手すぎて、別人にしか見えない40代女性のメイク、僕は苦手です。
プロっぽい感じもするし、清楚じゃないよね。
恋人といるときには、もっと力を抜いたメイクでいて欲しいし、ケバい顔になるくらいなら、ガチのスッピンのほうがまだマシだと思う」(42歳男性/SE)
「出かけるってなると、ケバいメイクをしていた40代前半の元カノがいます。
いい歳なのでガチンコのスッピンで外出するのもどうかとは思うけど、でもケバケバなメイクで一緒に歩くのも、ぶっちゃけちょっと恥ずかしかった。
どぎついオバサンにしか見えないようなメイクをされるくらいなら、まだスッピンのほうがマシなのかもしれない……とも思ってましたね(苦笑)」(46歳男性/教育)
どの程度をもって「派手なメイク」と呼ばれるかは個人差がある部分。
ここで、あからさまな“盛りすぎ感”が出てしまうと、男性目線では「まだスッピンのほうが……」ともなりがちかもしれません。

「女性は年齢とともに、肌が気になるって聞いたことはあるけれど、まるでアンドロイドみたいな肌になっているオバサンは、ちょっといただけない。
不自然だし、怖い感じがするんですよ。
ボロボロの肌も確かにイヤですが、でも普通のスッピンなら、あんなアンドロイドな肌よりも自然体で、そっちのほうが好感もてます」(48歳男性/工場経営)
「肌を作り込みすぎている中年女性は、どこか痛々しさがあって、個人的に苦手な部類です。
メイクにこだわりのあるタイプに多いのかもしれないけど、あの独特の不自然さが、妙なオバサン感を増長していると思うんです。
あんなハリボテみたいな肌にするくらいなら、潔くスッピンのほうがまだ、自然でいいのかも」(45歳男性/情報通信)
シミやシワ、くすみなどをしっかりフォローしようと思うと、どうしてもベースメイクは濃いめにもなりがち。
しかし女性目線で「完璧」と思う仕上がりでも、男性目線だと「やりすぎ」になることもある典型的なパーツでもあるだけに、抜け感は常に意識したいところ。
人工的すぎるメイクはちょっと……

「つけまつげとか、カラコンとか、いっときよりもやっている女性は減った気がしますが、それでも40代でこういうメイクをしている女性、たまに見かけます。
わざと人工的に見せているのかもですが、僕的にはコレ系は一発アウト。
いい歳して、あえて人工的なものをくっつけてキレイに見せようとしているあたりが、苦手です。
それなら、いっそのことスッピンのほうが好感度は高い」(48歳男性/商社)
「40代になってカラコンとかマツエクなんかで盛っている女性は、自意識が強そうで苦手。
どスッピンで出かけるのもマナー的にはどうなの?っていうのはあるけど、それでもガチガチに人工的にしているメイクよりかは好感もてます。
大人のメイクは、盛ればいい、ってもんじゃないですよ」(47歳男性/マスコミ)
人工的な盛りメイクアイテムも豊富な時代だからこそ、コンプレックスがあると、つい頼りたくなってしまうのも心情。
しかしこういったメイクに厳しい目を向けている男性も決して少なくはないため、その“さじ加減”もさることながら、本気でモテを狙うなら、ナチュラル仕様のメイクにまさるものはないのかも。
40代ともなると、スッピンに自信がもてなくなる女性も少なくないのが実情です。
しかしメイクのテイストによっては、男性から「コレなら、スッピンのほうがいいのでは?」などと思われてしまうことも。
やりすぎメイクは、いかなるシーンでも、40代女性には百害あって一利なし……なパターンもありそうです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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