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お泊りデートの翌朝は、ポーチに入れて持参したコスメ類で、メイクを済ませるのが一般的。
アレコレと持っていくと荷物になるので、こういったシーンでは持ち歩くコスメは厳選し、自宅でのメイクに比べて、簡素に済ませている女性も多いのではないでしょうか。
ところが、“ツボ”を押さえたコスメを持っていなかったばかりに、パートナーが「あれ? 昨日とは別人じゃない……?」と感じるケースもしばしば起きているようです。
時短美容家の私、並木まきが、男性がお泊りデートの翌朝に違和感を抱く40代女性ほど、ポーチに忍ばせていないコスメに迫ります。

外出先へ持ち歩くコスメを極力減らそうとすると、スタメンから外れがちなのが「メイク下地」。
昨今は、下地の実力も備えるファンデが豊富なので、こういったものに頼っている40代女性も多いことと思います。
しかし、年齢なりに“くすみ”や色ムラなどが出ている40代の肌だと、やはり下地とファンデーションを別々に塗った肌のほうが、仕上がりは格段に美しくなる傾向も否めません。
機能性コスメは便利だけれど「下地機能があるから、大丈夫」と過信してしまうと、男性からは想定外の「あれ? 昨夜とは別人のような……?」を招きがちです。
カバー力や透明感が不可欠な40代の肌だからこそ、面倒でも下地とファンデは別々のものを使ったほうが、無用な幻滅を避けやすい面も。

お出かけ前のメイクでは入念なアイメイクを意識していても、旅先や恋人の家に泊まった翌朝などには「アイラインは面倒だし、省いちゃおう」となる女性も決して珍しくはありません。
しかし目もとの印象は、アイラインの有無によって大きく変わるのも確か。
アイラインを用いないナチュラルメイクも、抜け感があって悪くはないけれど、前夜にアイラインを使っていた女性が翌朝いきなり“ラインなし”の目もとになると、ちょっと地味な印象を加速させるのも否めず、です。
男性目線だと「この子、スッピンになると、年齢なりに目元がぼやけてる……!」なんてネガティブな感想を抱くこともあるだけに、これまでのデートにアイライン「あり」の目で臨んでいた女性ほど、お泊まりデート翌朝の無用な幻滅を防ぐには、マストなコスメでもあると言えるのではないでしょうか。
アイブロウメイクは、○○がないだけで一気に不自然に? 次ページ

昨今は、パウダーを駆使したナチュラルな眉メイクがリアルトレンド継続中。
しかし外出先での眉メイクには「荷物が増えるのが面倒だし、ペンシル(あるいはリキッド)さえあれば、なんとかなる」と、パウダーを省いた眉メイクをしている40代女性もいることと思います。
ところが、パウダーの有無によって眉の仕上がりは格段に変わるのも実態で、だからこそアイブロウパウダーを省いた眉メイクにした途端、不自然な印象が強調されたりふだんよりもシャープな仕上がりでイメージが変わったりといった展開もありがち。
「昨日までとは、なんだか顔の印象が違うぞ……?」なんて男性に思われる女性は、パウダーを使っていない眉が原因だった! なんてことも起こりかねないだけに、日頃のメイクでパウダーを使っている人ほど、お泊まり先でもマストなコスメであると言えます。
気心知れた中になってからのお泊まり翌朝ならばまだしも、まだスタートラインに立ったばかりの間柄で、お泊りの翌朝に無用な幻滅を招くのは、ちょっと残念。
重い荷物は肩こりのもとだし、持ち歩くコスメは極力減らしたいのも私たちのホンネですが、ポーチに忍ばせていなかったばかりに、不必要な幻滅を招くのだけは避けられるようスタメンコスメは実用性を重視して厳選したいところです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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