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メイクは、同じコスメを使ったとしても、その強弱によって印象はガラリと変わるものです。
清潔感の「ある」or「ない」については、色づかいや色の組み合わせかたも関係しますが、メイクがtoo muchになっているだけでも、その印象はネガティブなものに。
40代の「トレンドカラーを塗っているから」というだけでは安心できない落とし穴は、このあたりにも存在します。
「私のメイクは、大丈夫よね?」が気になった40代女性のみなさま、こんにちは。時短美容家の並木まきです。
今回は「清潔感がない」と思われる40代女性ほど、too muchになっているメイクのお話です。

顔色を補正し、健康的な印象を高めてくれるはずのチークは、ちょっと付けすぎただけで40代をオバサンっぽく見せるコスメの代表格。
「ほっぺにグリグリとチークを塗っている40代半ばの同僚は、どう見ても化粧が濃いオバサンにしか見えない。もっとナチュラルなほうが、肌もキレイに見えそうだし清潔感もありそうなのに」(46歳男性)
「赤系のチークで出社してくる40代の先輩。いつも二日酔いみたいに見えるし、他パーツのメイクが薄めなのにチークだけが悪目立ちしていて、変な意味でケバい印象しかない」(39歳女性)
このところは、いかにも「チークを塗り込んでいます!」な仕上げよりも、さりげなく仕込むテクが主流。
チークだけが悪目立ちする使いかたをしてしまうと、即座にオバ見えしているリスクも高まります。
他パーツとのバランスや、発色にはよくよく注意しておいて損はなさそう。

彫りの深い顔立ちが演出でき、コンプレックスもカバーできる骨格メイクは、手順さえ覚えてしまえば、デイリーにも活用できる便利なテク。
しかし「やりすぎ」になった時点で、オバサンっぽさを増長させる要素にも……。
「職場に、骨格メイクをして出社してくる40代前半の先輩がいるんですが、あまりに濃淡が強すぎて、近くで見るともはやホラー。清潔感のカケラもないし、逆に、年齢を強調するだけな気がします」(33歳女性)
「骨格メイクを意識しているのか、頬にやけに強いシェーディングをしている先輩がいますが、頬がこけて見えて、不健康な感じしかしない。実年齢より老けて見えるのは、あの頬が原因なんじゃないかと密かに分析しています」(40歳女性)
さりげない骨格メイクは、いい具合に年齢をフォローしてくれる反面、やりすぎな印象を出した時点で、清潔感が失われ、過度なイメージを強くしがち。
シェーディングやハイライトは、さりげなく仕込んでこそ成功です。
○○まわりのメイクが濃いと一気にケバく見えがち……! 次ページ

眉や目を丁寧に仕上げたフルメイクは、写真映えするなど40代にとってメリットのあるメイクになっているのも確か。
しかしデイリーメイクだと、それが「オバサンっぽい!」の引き金になることも……。
「職場の40代半ば女性は、会社に来るだけなのに眉から目までとにかく濃いメイクで出社してきます。オバサンっぽいし、清潔感もないし、いいことないと思うのに、本人は好きでやっているんだろうから言い出せず」(45歳男性)
「眉毛と目がやたら濃いメイクの中年女性は、それだけで清潔感が失われている気がします。年齢を隠したい気持ちも理解できるけれど、近づいたら真っ黒!的なやりすぎなメイクは、近くでよく見ると汚い人も多くて、見るたびにゲンナリ」(42歳男性)
年齢を重ねるにつれ、目まわりのメイクが濃くなる女性も珍しくありません。
本人は「見慣れている」仕上がりでも、周囲からは「濃い」「ケバい」などの理由から清潔感がないと思われてしまいがちな典型メイクでもあります。
「清潔感がない」は「オバサンっぽい」にも直結しやすいネガティブなイメージだけに、せっかくメイクをするならば、極力避けたい印象のひとつ。
手間をかけた結果が、残念を招かないよう、お心当たりのあった女性は、ぜひ意識してみて。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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