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友人知人、はたまた取引先などの結婚式には、ふだんよりも気合いを入れたオケージョンスタイルで臨む40代女性も少なくありません。
昨今は、カジュアルスタイルでのお祝いの席も多く、昔ながらの披露宴ではない場面も増えている印象です。
しかしどんなに「カジュアル」な場だとしても、周囲から「いい歳して、それはナシでは……?」と思われる装いに身を包む40代女性もチラホラ……!?
魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様分析を得意とする私、並木まきが、ちまたの人たちが「第三者目線で、すこぶるギョッとした」と口にした、40代女性のNGな結婚式の装いから「なるほど」と感じたエピソードを3選ご紹介します。

「この前、後輩の結婚パーティーに行ったら、私と同世代くらいの女性が頭に大きな花をつけているのを見てドン引き。若い子ならかわいいけど、40代になって“花”は痛いでしょ」(42歳女性/保育)
「小花っぽいヘアアクセを散りばめるスタイルは華やかでかわいいけど、他人の結婚式にしていくなら華美にしすぎないのがマナーだと思います。先日出席した披露宴で、中年女性が頭にたくさん花をつけていて、心底ギョッとしました。色は白ではなかったけれど……」(39歳女性/美容)
花モチーフのヘアアクセは、つけるだけでハレの場にふさわしい華やかさが出るのも確か。
しかし新郎新婦が主役であるウェディング関連の場では、華美になりすぎた印象を与えやすいだけでなく、年齢不相応の痛々しさも強調されがちな模様です。

「夜のウェディングパーティーではあったのですが、40代前半くらいの女性でものすごい露出が激しい人を見かけて、ドン引きしたことがあります。聞けばその人は、海外関連の仕事をしているバリキャリらしいんですが、メイクも濃くてひとりだけケバケバしい装いが、妙に浮いてましたね」(41歳女性/サービス)
「バストが豊かな中年女性が、誰かの結婚式で胸を強調した服装で参加していると、変な毒々しさを感じます。こう言っては失礼ですが、“毒牙”ってイメージ。結婚式という神聖な場に、間違った人が紛れ込んだ的な痛々しさを感じます」(44歳男性/SE)
結婚式にゲストとして参列する際には、どんなにカジュアルな場でも露出が多い服装はマナー違反ととらえられがち。
40代という大人世代が平然とコレをしてしまうと、毒々しさとともに、妙な非常識感も強まりそうです。
本人は「このくらい大丈夫」と思っても、周囲のゲストと比較して露出面積が多いほど、NGなイメージが強まります。
「○○通りすぎる装い」は、非常識な印象に…… 次ページ

「会社の後輩が結婚し、披露宴ではなく会費制のパーティーをしたんですが、そこに来た40代後半の先輩の格好を見てビックリ。まったくおしゃれもせず、いつも通りの普段着で来ていて、いくらなんでも非常識では……って思っちゃいました」(41歳女性/不動産)
「ついこの前、親しい飲み仲間の結婚披露パーティーに参加したんですが、一緒に行った41歳の女性がデニムを着ていていて、心底驚きました。“平服で”って書かれていたし会場のレストランもカジュアルだったけど、あれはどう考えてもマズかったのでは……」(44歳男性/IT)
カジュアルな雰囲気で和気藹々とお祝いする目的の場であっても、あまりにも「ふだん通りすぎる装い」に身を包んでしまうと、こちらも非常識な印象に。
なにをもって「ハレの日っぽい装い」なのかの基準には個人差があれど、誰が見ても「それって、普段着!?」な服装は避けるに越したことはありません。
結婚式関連の場は、若い子が多少のマナー違反をしていても「まぁ、仕方ないよね」で済んだとしても、40代女性が周囲を驚かせる装いで登場してしまうと、それだけで「非常識な女性」のレッテルを貼られがち。
マナーに寛大な人も増えていると言われるご時世でもありますが、周囲の度胆を抜く装いは、できる限り避けるのがスマートです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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