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2024年9月6日、テレビ局職員の50代男性が40代女性に性的暴行を加えたとして不同意性交容疑の疑いで書類送検されました。二人が出会ったきっかけが“既婚者マッチングアプリ”だったとして話題に。
既婚者マッチングアプリで出会ったということは、この二人はともに既婚者なのでしょう。なぜ人妻が既婚者マッチングアプリに登録して異性と会うのか、その背景を考察します。
数年前から増えてきたマッチングアプリは、今や珍しいものではなくなりました。マッチングアプリがきっかけで結婚した人も多く、婚活の手段としてマッチングアプリと活用することは若者の中ではスタンダードに。かつての怪しいイメージの強かった「出会い系」とは一線を画すものとなっています。
そんな中で台頭してきているのが既婚者専用のマッチングアプリです。たくさんの種類がありますが、既婚者同士のお友達作りや話し相手探し、不倫相手探しなど普段の生活では出会えない人との“真面目な出会い”を推奨している既婚者マッチングアプリが多数存在しています。
独身からすると白い目で見られそうな既婚者マッチングアプリですが、既婚者からの需要は高く、現在は大手3社だけで累計登録者が約80万人もいると言われています。ここまで多くの既婚者が登録する理由は、異性と会話してドキドキしたい人から定期的にセックスができる遊び相手を求めている人まで多岐に渡ります。ただ男女ともに共通して言い切れるのが、たくさんの既婚者たちが家庭や仕事という蚊帳の中で満たされない何かを満たしてくれる人を探して彷徨っているということです。
セックスレスがきっかけで登録した40歳女性の目的はやっぱり…?
特に女性の場合は、心の拠り所や女性としての自信を求めているのでしょう。「心と体どちらを満たしたいのかわからない」、「できれば不倫はしたくない」とジレンマを抱えながら既婚者マッチングアプリに登録して異性に会った経験がある女性も少なくありません。実際に既婚者マッチングアプリに登録して異性と会ったことがある神奈川県在住のSさん(パート勤務/40歳)もその一人です。
Sさんが既婚者マッチングアプリに登録したのは、夫側拒否のセックスレスがきっかけでした。パートが休みの日は日中がフリータイムであり、出張も多い夫は不在がちでSさんの普段の行動に興味はない。子どもたちがまだ小学生なので離婚する気はなく、登録した当時は「同じように離婚する気がなく、奥さんにバレないリスク管理をしている既婚者男性と気が合ったらセックスしたい」として既婚者マッチングアプリに登録しました。
数人とメッセージのやり取りをしてから気が合った既婚者男性とランチに行ったSさん。セックス目的であることも伝えていたため話は早く、その日にホテルに行き、お互いの相性も確かめて悪くなかったことから定期的に会う関係性になったそうです。生活圏も被らず、お互いに話も合って、見た目もまずまず。とてもいい男性と出会えたと思っていました。
「でも相手は仕事が忙しいのと、夜は奥さんと一緒に過ごすことが多いので私がLINEを送っても返事は3日後がザラでした。なのに『いつ会える?』とセックスしたいときだけ連絡が来る」(Sさん)
そこでSさんが取った行動とは?
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取材・文/コンプライアンス遵子
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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