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多摩美術大学の同期である二人の交流と対話の過程を可視化する試みとして行われる本展。タイトル「交換ノート」は、学生時代に友人同士がノートを交換しながら自由に言葉や絵を綴るように、二人の思考や制作態度が相互に作用し、発展していくことを象徴しています。二人が異なる表現方法を持ちつつ、それぞれのテーマに対して独自のアプローチを重ねる中で、作品は変化し、思考が交差し、新たな視点が生まれます。そのようなプロセスの中で生まれた作品が展示されます。
芸歴35年、50歳となった「芸人千原ジュニア」が自身の芸能活動で生み出してきた「笑い」と、その過程で創作創造してきた「オブジェクト」を『千原ジュニア』の歴史をたどりながら色々な切口で紹介する展覧会。「イントロダクション」「作、笑」「作、アート」「作、書籍」「作、今」の5つのエリアで構成されており、「イントロダクション」では千原ジュニア氏の歴史、「作、笑」では本人が過去に作ったネタやコントライブ、テレビ企画などからここでしか見られない資料を展示。「作、アート」では人気番組プレバトで制作した作品から選りすぐりの作品が展示されます。「作、書籍」では過去の著作や、4コマ漫画の原画、「作、今」では来場者参加型の大喜利コーナーや顔大喜利コーナー、新規作品の展示を予定。他にもフォトスポットなどの体験型の展示が用意される予定で『千原ジュニア』の世界観を存分に楽しむことができます。
天竺鼠・川原克己氏は、その独特な世界観で著名人からコアなお笑いファンまでカリスマ的な支持を受け、Xのフォロワーは65万人を超えます。近年では個展の開催などアート分野でも活躍しており、代表作といえる作品が「チョビ2LDK」です。この作品は、鼻と口の間にある“チョビヒゲ”部分に「2LDK」の間取りが描かれているユニークな絵として知られています。 今回の展示では、川原氏の作品に加え、今年1月に開催したワークショップイベント 「みんなでオリジナルチョビくんを描いてみよう!」 にて、お客さまが描いた210点以上の「チョビくん」作品も展示。さらに、川原氏のイベントに参加し、オリジナルのチョビくんを描いてくれた、ななまがり森下氏、ロングコートダディ堂前氏、ゆにばーすはら氏の作品も展示予定。本展示のために制作したオリジナルグッズも多数販売されます。
複雑化する社会課題の解決や、社会全体にポジティブな変化をもたらすため、デザインには新しい視点や手法が求められており、イノベーションやブレイクスルーを生むための多様なアプローチが試みられています。本展では、新たな資源や素材の発見、それらの特性を活かした製作プロセス、循環を意識した使い方や、持続可能な社会を支える仕組み、さらにはコミュニティとの協働によって生まれたデザインの事例が取り上げられます。これらのアプローチが生まれた背景や、それを可能にした社会的・技術的要因についても掘り下げ、未来に向けてさらにどのような可能性が広がっているのかを探っています。
昨年出版した同名タイトルの写真集から抜粋・構成した展覧会。「例えば、自宅の玄関を出た瞬間、美しく光る水たまりや木漏れ日が目をかすめたその時に自身の中で動く情緒の閃きや揺蕩いを、自分なりに考えてみたいと思いました。言葉や意味の手前側で一旦立ち止まって、モノを「見る」ことについて、その行為の中で流れる「時間」について、何か考えたり感じたりする一助になれば幸いです。」と林氏。会場では写真集も販売されるほか、3月22日(土)には、フォトアーキビスト、写真史家の大日方欣一氏をお迎えして林氏とのギャラリートークイベントが開催されます。
出身地である熊本をはじめ国内に数か所拠点を構え、近年では国内外でのレジデンスにも参加し、各地のリサーチを行いながら制作活動をしている興梠優護氏。主に人体をモチーフとし、具象と抽象の境界を思わせるような筆致で、各所で感じ取った光や音、色、空気など様々な事柄や、言葉では表現できない感情を描き、絵画の可能性を追求しています。今回の展覧会「Fractus」(ラテン語で波)では色彩に注目、「揺らぎ」や「変化」を光の波長の一端として表現した作品を展示。 また、会場では本展に向けて制作した作品集『2005-2025 YUGO KOHROGI』も発表予定。
イベント主催者のみなさまへ。minneの作家さんが多数出展されるイベントでは、告知のご協力やコラボレーション企画など、さまざまな形でご一緒にお取り組みできるかもしれません。もしご興味をお持ちいただけましたら、ぜひお気軽に下記フォームよりご連絡ください。
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