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アプリによる出会いの結婚は今や4組に1組と聞く一方で、何年も恋活や婚活をしているのになかなか出会えない人もわんさかいます。
どうやら出会えない40代女性ほど、出会いの場で「捨てていないもの」が存在する様子。
元議員でありメンタル心理カウンセラーの並木まきが、出会えない40代女性ほど捨てられないものをお話します。
恋愛や結婚は“自分のこと”なのに、「親や親族が相手をどう思うか?」という視点を捨てられない大人世代は意外といます。
40代や50代になっても、まるで20代のように「親が気に入らないかも」や「親が求めている条件とは違う」などと口にする人ほど、相性が良さそうな人と出会っても“親”や“親族”などの第三者を理由として難癖をつけて、しばしば周りを驚かせます。
もちろん親や親族から見た相手の印象は、参考にすべき意見のひとつ。けれど、恋活を通じて“親の介護要員”を探しているわけではないのですから、自分の好みや感性を優先すべきなのもまた事実です。
恋愛では直感が大切ですから「いいかも?」と感じたときに、心にブレーキをかけないだけでも、将来の可能性はぐんと広がります。
過去の恋愛、引きずってませんか 次ページ
これまでにお付き合いをしてきた元カレが優秀だったり資産家だったりといい条件だったケースほど、その人と同等またはそれ以上の相手でなければ付き合う価値がないという思い込みを抱くのは、“出会えない大人”ほどありがちです。
本来は相手を格付けするべきではありませんから偏見とはわかっていても、“過去の恋愛よりもレベルダウンしている相手と付き合うと、自分までレベルが下がる!”という変なプライドが邪魔をしてしまいがち。そうなれば、せっかく出会えても「あそこがダメ。ここが残念」などと減点方式でジャッジをし、恋のチャンスを逃しやすくなるのは否めません。
言うまでもなく40代を過ぎてからの恋愛市場では、20代の頃と比較すれば既婚者の割合が高まります。つまりシングル率が下がることから、ただでさえ選択肢が限られている現実も。出会いを探すには「過去は過去、今は今」とある程度は割り切っていくことも大切です。
出会えない人には◯◯が必要かも 次ページ
恋活や婚活では、よく「理想が高すぎると出会えない」と言われるために、学歴や年収、資産状況などの表面的なスペックへの条件は渋々ながらも下げている人が少なくありません。
しかし理想を下げたとしても、自身の恋愛価値観において「捨てられないもの」が多いと、その分だけ恋愛における可能性が下がるのは確実です。
出会いを自ら狭めているためになかなか出会えなくなっている心当たりがあるならば、このあたりで心の内を“棚卸し”してみるのもひとつの選択肢かもしれません。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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