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「長い人生、いつでも女になれるけど、母として子どもを育てる期間は短い」13年待ち51歳で再婚した女性が掴んだ「思いがけない成功」

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目次

女性には、母、妻、女の三つの顔があるといいます。これらのバランスに正解があればもっと楽に生きられるのかもしれませんが、生きてみて初めて答えが分かるテーマかもしれません。今回は、50代で娘を連れて再婚した青木千秋さんの体験談、その後編です。

 

青木千秋さん 61歳(写真・左)
ジュエリーブランド『CAFERING』『No.』代表。51歳で再婚。還暦で夢だった新ブランドを立ち上げる

 

穏やかな再婚生活の中、夫が急に「これからどうするの?」と聞いてきた。その意図は?

38歳で出会った夫と、娘の成人を待って51歳で再婚し、家族は穏やかな生活を送っていました。そんなある日、夫がふと、私にこんな言葉を投げかけました。

 

「君は、これからどうするの?」

 

「は?」ですよね。日々それなりに幸せに過ごせているのに、いったい何を言っているんだろうと、最初は思いました。

 

よくよく聞くと、夫は私が前々から言っていた「いつか、夢を実現させたい」の「いつか」がいつなのか、このままだとすぐにおばあさんになって、人生が終わってしまうと言いたかったそうです。すでに70代になった夫なりの心配が、口をついて出たんだと思います。

 

 

夢の実現は「今じゃない」と先延ばしに。だけど絶対に然るべき時がくると信じた

私の夢は、世界に通用する日本発のジュエリーブランドをつくることでした。世界共通の文字「数字」をテーマにしたブランドで、ブランド名は『No.(ナンバードット)』と決めていました。

 

ジュエリーって、身に付けていると幸せな気持ちになれますよね。「世界中の人の幸せにつながるジュエリーブランドをつくりたい」と思ったんです。

 

実は、私は35歳のときに『CAFERING』というジュエリーブランドを立ち上げ、おかげさまで現在まで多くのお客様にご利用いただいています。CAFERINGのシリーズとしてNo.を始める手もありましたが、CAFERINGはブライダルリングやアニバーサリージュエリーを中心に、日本国内の皆さまの幸せをイメージしてブランディングしてきたので、世界へ発信するなら、もっと尖ったインパクトのあるブランドにしたほうがいいと思っていました。

 

そんな具体的なイメージを持っているのに、「今じゃない」「今でもない」と言って先延ばしにしている私を見て、夫がしびれを切らして「いつやるの?」と聞いてきたんです。

 

でも、私はプライベートでも仕事でもpush よりpull を選ぶことが多くて、何事にも流れがあり、準備をしながら時を待つことも必要だと思って生きています。私の中では「然るべきタイミングが絶対にくる」という自信があったので、その時がくるのを待っていました。

 

 

夢のチャンスがめぐってきたのは還暦目前の59歳。「もう年だから」と諦める選択肢はなかった

そしたら、チャンスは本当にやってきました!

 

ある勉強会のスピーチで自分の夢を熱く語ったところ、その会場にいたブランド立ち上げのパートナーを探していた人が、「一緒にやりませんか」と声を掛けてくれたんです!本当に、こんなドラマみたいなことが起こるんですね。自分を信じてよかった。本当にそう思いました。

 

この時点で、私は59歳。還暦目前になってました。でも、「もう年だから」なんて諦める気はさらさらなくて、「ついに夢がかなう!」という気持ちの高ぶりしかありませんでした。

 

そこから1年かけて準備して、還暦を迎えた2024年にNo.をデビューさせました。立ち上げには、CAFERINGのプロデューサーをしている娘の今日子も加わり、親子で形にしました。

娘と一緒にNo.を始めて、もうすぐ1年になります。娘は、母がジュエリーショップを経営している姿を見て、自然とジュエリーの仕事がしたいと思っていたようです。

 

娘と一緒に還暦で新しいチャレンジをするなんて、若い頃は想像もしていませんでしたが、思い続けて、然るべき時に備えて準備しておけば、必ずそのときが来ると実感しました。

 

私の未来を心配していた夫には、「ほら、きたでしょ」と自慢させてもらいました。

 

つづき>>>40歳目前で再婚相手と出会うも、娘の成人を待って入籍まで13年。母として娘ファーストか、女の自分ファーストか


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この記事のライター

OTONA SALONE|オトナサローネ

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