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子どもが小学校から帰る途中で、もしも怪我をしてしまったら……。この時期、進学に伴い子どもだけでの登下校をするお子さんが増え、ハラハラしている親御さんも多いかもしれません。今回は、通りがかりの男性に怪我をした娘を助けてもらったという、パパのエピソードを紹介します。
(※写真はイメージです)
今から9年ほど前にあった出来事です。
当時6歳だった次女が小学校からの帰り道で、大きな怪我をしてしまったことがありました。後から聞いた話だと、友達と遊びながら歩いていて、交通標識の柱にぶつかってしまったようです。
知らせを聞いて慌てて病院に駆けつけると、娘と一緒に50代くらいの男性が。たまたま近くを歩いていて、子どもたちの騒ぎに気付き、病院まで連れて来てくださったとのことでした。
(※写真はイメージです)
幸いにして怪我はたいしたことがなかったのですが、切れた場所が悪かったのか、頭からの出血がなかなか止まらなかったようです。実際、娘の持っていたハンカチは血まみれ状態で、あらためてゾッとしました。
助けてくれた男性の服にも血が何カ所か付いてしまっていましたが、「服の弁償代をお支払いします」と言っても、「当たり前のことをしただけなので、それは絶対に受け取れない」と固辞されて……。
(※写真はイメージです)
その上で、血がたくさん出ていたことで娘や友達はかなりパニックになっていたことも、男性から教えていただきました。
男性の冷静な判断と迅速な対処がなされなければ、もっとひどいことになっていたかもしれないと思うと、あらためて感謝の思いが込み上げました。
当時は私も40代でしたが、9年経ってあのときの男性と同じくらいの年齢になりました。でも今の自分でも、その方のように冷静な対応ができるかもわかりません。偶然通りかかっただけなのに、怪我をした娘を助けてくださり、本当にありがとうございました。
====================※本記事は、編集部に寄せられた実際のエピソードを元に再構成しています。
この記事のライター
マイナビウーマン子育て
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