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ナチュラルフード・コーディネーターの茂木奈央美です。お鍋を使ったり、ゼラチンをふやかしたり、「いたしません!」マグカップにそのまま材料を入れて作るので、洗い物が少なくて、とっても簡単!ほろ苦くて、ぷるんとしたコーヒーゼリーに、練乳をかけて食べるベトナムコーヒー風に仕上げました。冷たいおやつが食べたくなる、これからの季節におすすめのレシピをご紹介します!
インスタントコーヒー 大さじ2
粉ゼラチン 5g
練乳 大さじ1
ココナッツミルク 大さじ1(ココナッツミルクは、常温または少し温めてクリーム状にしておく)
お湯 250ml
※写真は、2個分です。2個作る場合は、マグカップ2個とそれぞれに材料を用意してください。
① マグカップまたは耐熱容器にインスタントコーヒーを入れる。
② お湯を注ぎ入れる。(使用するゼラチンのメーカーにもよりますが、粉ゼラチンが溶ける80℃くらいのお湯を注ぐようにします。ここでは、まだ混ぜる必要はありません。)
③ 粉ゼラチンを振り入れる。
④ ゼラチンが溶けるまで、良くかき混ぜる。粗熱が取れたら、冷蔵庫で3~4時間ほど、固まるまで冷やす。
ポイント
お湯を注いでから、粉ゼラチンを入れます。そうすることで、ダマになりにくくなります。
⑤ 固まったら、器にココナッツミルクと練乳を混ぜ、ゼリーの上からかけたら、出来上がり。
コーヒーゼリーを崩しながら、召し上がってくださいね!
ココナッツミルクの風味と練乳の甘さが、コーヒーの苦みをまろやかにしてくれます。コーヒーゼリー自体に甘さを付けていないので、練乳の分量でお好みの甘さに調節してください。
バニラアイスを乗せるのも、おすすめ!バニラとココナッツミルク、練乳の最強の組合せが、コーヒーゼリーを格上げしてくれます。
ベトナムで栽培されている豆は、カフェインが多く、苦みの強い種類が主流。それを飲むために、練乳をたっぷり入れて強い苦味を中和して飲んだのが始まりだそうです。
昔のベトナムでは新鮮な牛乳の保存が難しかったため、保存性の高い加糖練乳が普及したので、このベトナムコーヒー文化が生まれました。
苦みと甘さがクセになるベトナムコーヒーをイメージしたレシピ、ぜひ、試してみてくださいね!
この記事のライター
ナチュラルフード・コーディネーター
茂木奈央美
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海外生活を経て、インドアグリーンスタイリストに。現在は、「日常と非日常を楽しむ食事」をテーマにナチュラルフード・コーディネーター、環境アレルギーアドバイザーとしてレシピ作成、カフェメニューのプロデュース、スタイリング、セミナー等を中心に活動中。自身が撮る写真が評価され、ニューヨークやロンドンで展示の経歴あり。料理を通して、毎日の生活シーンを心豊かに暮らせるヒントとレシピをお届けします。
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