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今回は時短美容家の私、並木まきが、老け見えする女性ほど“使っていない率”が高いコスメをお話します。
<<前編:いつものメイクにちょっと加えるだけで目ヂカラUPのアイテムとは

キラキラと肌を輝かせるハイライターは「パーティーなどの華やかなメイクに使うもの」というイメージを抱いている人もいるのでは。しかしこちら、デイリーメイクに取り入れるとフレッシュな印象を強めてくれて、老け見えを払拭する存在です。
確かに、“キラキラ”を超えて“ギラギラ”と光沢を放つハイライターは、パーティ仕様にしたほうが無難。でもそうではなくて、ツヤ感とほんの少しの光沢をプラスできる上品な輝きのハイライターであれば、デイリーメイクに取り入れないのはもったいない!
顔のあちらこちらにハイライトを入れてしまうとトゥーマッチなケバ見えをしやすいことから、普段のメイクでは頬骨の上あたりや鼻筋、目尻まわりのCゾーンあたりにふわりと加えておくと、みずみずしくヘルシーな表情を演出できます。

40代以降になると、若い頃と比べて目まわりのインパクトが失われてくる…と痛感する人も増えてきます。よってアイメイクでは、ほどほどにインパクトを強め、目が沈んだ印象にならないよう心がけるのが正解です。
とは言っても、ゴテゴテのアイメイクはケバ見えやオバ見えを招くというのが通説だけに、アイラインが主張しすぎないように気をつけている人も多いですよね。そうなるとスルーしがちなのが「リキッドアイライナー」。古臭さのあるバブルメイクになりやすいとされているだけに「リキッドは使わずに、ペンシルで」をモットーにしている人もいるかもしれません。
でも!リキッドアイライナーを避けすぎてしまうのはかえって老け見えを招くことも。確かに、リキッドアイライナーによる太めのラインはバブル時代を彷彿とさせ老け顔を招くケバメイクになりやすいのですが、リキッドでしか出せないツヤのある細い曲線はむしろ色気のある大人メイクには欠かせません。
老け見え問題は「リキッドだからダメ」なのではなく、要するに線の引き方の問題。闇雲にリキッドタイプを避けるのではなく、垢抜けた大人メイクをしたい日にはリキッドタイプで極細の線を描いていくほうが、ペンシルで仕上げるラインよりも洗練された印象が狙えます。
「メイクのせいで老けて見える」のではなく「コスメのせいで老けて見える」もあるのが真実です。40代のメイクは、使うものひとつで大きく印象が変わるのも常でしょう。
一見すると使うのが難しそうなコスメでも、手にとって試していくうちに自分になじむ使い方が見つかる楽しみも。若い頃には相性が悪いと思っていたコスメだとしても、今使ってみたら意外にもしっくりとくるかもしれません。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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