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美容ライターの遠藤幸子です。40代になって、肌悩みが増えてきて「きちんとメイクをして整えたい。」と思っても、何から始めればいいのか迷う人は多いのではないでしょうか。実は難しいテクニックを覚える必要はなく、押さえたいのはたった3つの基本ルール!詳しくご紹介します。

<使用コスメ>
画像左から時計回りに、
・to /one ペタル フロート フローレス タッチ 01(税込価格4,180円)
・EITHER&ペブルトーンアップエッセンス 02(税込価格2,640円)
・vim BEAUTY オールデイ モイスト リキッドファンデーション 19(税込価格3,190円)
・コスメデコルテ ルース パウダー 01 (税込価格6,270円)※画像製品はミニサイズ
40代はシミや毛穴、くすみなど隠したい肌悩みを複数抱えがち。隠そうとファンデーションを厚塗りしてしまうと、逆に老け見えの原因になります。
そこでおすすめなのは、下地やコントロールカラーで肌のトーンを明るく整え、ツヤを出すこと。それだけでも肌悩みがカモフラージュされ、老け見えを回避しながら垢抜けた印象に仕上がります。
ファンデーションもマットは避け、艶やかなものかセミマットな仕上がりになるものを選ぶこと。薄くのばし、気になる部分は少量重ねるか、コンシーラーでカバーしましょう。コンシーラーは境目をぼかすことを忘れずに。
ベースメイクで大切なのは、素肌感を残した仕上がりにすること。作り込み過ぎた肌は、垢抜けて見えないどころか老けて見える可能性があるからです。

<使用コスメ>
画像左から順に、
・ノエビア トリートメントロングマスカラ レッドブラウン(税込価格4,400円)
・キャンメイク クリーミータッチライナー 02 (税込価格715円)
・シャネル レ ベージュ パレット ルガール クール ドゥ シャネル(税込価格9,900円)
濃いアイメイクにすると、40代では一気に古臭い印象になりがち。また、肌からかけ離れた色も浮いて見えたり、若作り感が出たりします。
使用するアイシャドウの色は、肌なじみの良いベージュや淡いコーラル系、赤みが控えめで肌なじみいいピンクなどをメインカラーに、自然な陰影を出すのがおすすめです。
アイラインは、ブラウンでまつ毛の隙間を埋めながら目の際に細く入れる程度にとどめましょう。マスカラはボリュームタイプではなく、さりげないロング効果やカールキープ力、セパレート効果にこだわって選ぶと垢抜けた印象に仕上がります。
シンプルなアイメイクを心がけつつ、ほどよい引き算をすることで、大人ならではの優しさや抜け感につながります。


<使用コスメ>
画像左から順に、
・ルナソル カラーリングシアーチークス(グロウ) 06(税込価格2,750円)
・バイユア セラムフィット ボリューミング グロースティック 05(税込価格2,090円)
・EITHER&メルティングシロップバーム 02(税込価格1,760円)
顔全体を垢抜けさせるには、自分に似合う色をまとうことが大前提。その上で、リップの血色感がカギを握ります。顔色がパッと明るく見える色を選びましょう。
ただし、発色が強いと感じたらティッシュオフしたり、グロスを重ねたり、最初に赤みを抑える効果が期待できるリップを仕込むなどバランスを取ることも大事。
マットなリップよりもツヤがあったほうが垢抜けた印象に仕上がりやすいです。ただし、パールは繊細なものを選び、ラメは上品な輝きのものを中央部分にだけなどピンポイントで仕込むこと。
チークは目元と口元をうまく繋ぐ色で、ほんのり色づく程度で十分。肌の透明感を損ねず、ほどよい血色感が出るものを選びましょう。そうすることで、ナチュラルで今っぽい仕上がりにまとまります。



① くすみをカバーして澄んだ肌に仕上がる化粧下地を塗り、艶やかなファンデをオン。
② コンシーラーはクマにはオレンジ、肝斑には濃いベージュ、小鼻の赤みには明るいベージュ、左上のハイライトはCゾーンに。
③ フェイスパウダーは全顔に。ツヤ感を損ねないものを選ぶのがポイント。
④ アイシャドウはハイライトカラー(①)を塗ってから肌なじみのいいピンク系(②)をアイホール全体に。赤みカラー(③)を目尻側にふわっと入れ、締め色(④)を目尻側に細くピンポイントで。最後に二重の上部にピンポイントで輝き(⑤)を添えて。
⑤ アイラインを細く入れてマスカラを。
⑥ チークは横長にふんわり。
⑦ リップはアイスブルーで赤みを抑えた後、バーガンディを重ねて。
最後に全体のバランスを見ることも大事。すべてのパーツの主張が強いと、垢抜けた雰囲気になりにくいです。大きな鏡の前で最終的にチェックして、濃さを調整しましょう。



この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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