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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。綺麗な肌に見せようと一生懸命ベースメイクをがんばっているのに、頑張るほど厚塗り感があって抜けない…。そんなお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?そこで今回は、垢抜けから遠ざかるベースメイク4選をご紹介します。
化粧下地は、全顔に均一に塗るものだと思っている方が多いように思いますが、昨今の化粧下地はトーンアップ効果のあるものが多いので、全顔に均一に塗ってしまうと全体が膨張して見え、顔が大きく見える原因になります。
化粧下地は顔の中心から外側に向かって薄くなるように塗りましょう。
ファンデーションですべての肌悩みをカバーしようとしていませんか?この方法だと、どうしてもファンデーションを厚塗りすることになってしまい、顔の立体感が失われ、のっぺりした印象に仕上がってしまいます。
化粧下地と同様で、ファンデーションも顔の中心から外側に向かって薄くなるように塗るようにしましょう。その後、カバーが足りない箇所に薄く重ね塗りをすると、厚塗り感のない自然な仕上がりになります。
コンシーラーはカバー力が高いので、肌悩みをカバーするのに広範囲にベタ塗りして、手っ取り早くカバーしていませんか?
確かにあっという間にカバーできますが、その分透け感がなくなるため、ファンデーションを薄付きにしたとしても、厚みのある仕上がりになり、老け見えの原因になります。
コンシーラーは、カバーしたい箇所にピンポイントで使うようにしましょう。
ベースメイクの最後に、化粧崩れを心配してフェイスパウダーを顔全体にたっぷり均一につけてしまうと、厚く粉っぽい仕上がりになり垢抜けません。また、粉体は水分や油分を吸うと薄いグレーに色がくすむため、付けるパウダーの量が多いと夕方以降のくすみ感が増す原因にもなります。
まずは、化粧崩れしやすいTゾーンや小鼻まわりをしっかりパウダーで押さえ、皮脂が出やすい方は、小鼻横もパウダーで押さえましょう。フェイスラインに髪の毛が付くのが嫌な場合は、フェイスラインもパウダーでマットにしておくのがオススメです。
また、こめかみがテカっていると清潔感がないように見えるので、こめかみもパウダーでマットに仕上げましょう。最後にパフやブラシに残ったパウダーをその他の箇所にのせましょう。
今回使用したアイテムはこちらです。
・ヴォワールコレクチュールn/クレ・ド・ポーボーテ
・ゼン ウェア グロウ/コスメデコルテ
・トーンパーフェクティング パレット00/コスメデコルテ
・ザ ルース パウダー/スック
いかがでしたか?垢抜けから遠ざかるベースメイク4選をご紹介しましたが、ぜひ参考にしてみてください。
肌悩みを完璧に隠そうとすると、どうしても厚塗りになりがちなので、8~9割カバーするイメージでメイクしてみましょう。
この記事のライター
メイクアップアドバイザー/日本フェイシャルケア協会認定エステ...
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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