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ヘアメイクの森田玲子です。目を大きく見せたいけど、メイクが濃いのは苦手!ナチュラルメイクで垢抜けたい!そんなお悩みは、小さなテクニックの積み重ねで解決します。プロがメイクをすると“ナチュラルなのになんか違う”のは、そのポイントをおさえているからです。今回は、メイクが苦手な人や初心者さんもすぐできる垢抜けアイメイクのポイントをご紹介します。

アイラインは、目を印象的に見せるのに欠かせません。細く引くのが難しく、失敗を恐れてアイライナーを使うことを諦めている人も多いです。
そんなときは、アイシャドウを塗る前にアイラインを引いてみて。色が濃いものからのせていくイメージで、アイライン→締め色→メインの色をまぶた全体にのせるという順で。
アイラインを仕込むことで、アイシャドウだけでメイクするよりも目元がハッキリ。アイラインが悪目立ちしてしまうことなく、存在感が和らいでナチュラルに見えます。アイラインのガタガタした線もカバーできて、一石二鳥です。

下まぶたにアイシャドウをのせると、さり気なく目が大きく見えます。
濃い色をのせたり、アイラインを引いたりするのではなく、淡い色のアイシャドウをひと塗りするだけでOK。
目の縦幅が広くなると顔の余白が減り、頬のたるみ感もカバーできます。

・イエローベージュ
涙袋が立体的に見え、顔に凹凸が生まれる。目元が明るく見える。
・粘膜ピンク
粘膜に近い色をのせると、目となじむ&デカ目効果。
・淡ブラウン
柔らかなブラウンを薄くいれると、まつ毛が濃くなったように見えて目元ぱっちり。

眉メイクがきれいだと、アイメイクは薄くても垢抜け感&丁寧にメイクした清潔感が生まれます。とはいえ、眉メイクが一番苦手な人が多いパーツ。眉メイクをきれいに見せるポイントは、左右差を無くすことや、形を整えることだけではありません。初心者さんは、まずはこの2つのポイントをおさえましょう。
・眉尻は細くすっきり1本線で終わらせる
・眉頭は淡く、眉の真ん中に向かって濃くなるようにグラデーションを作る
この2つを意識するだけで、形がやや歪であっても、眉メイクが上手に見えます。一番最初に真似しやすいポイントから試してみてくださいね。

自分に一番似合うアイシャドウを塗る範囲を研究してみましょう。
たとえば、
・まぶたが重い人→明るい色を広くのせすぎると腫れぼったくなる
・まぶたがくぼんでいる人→暗い色を濃くのせすぎるとまぶたが削げて見える
このように、目の形や二重幅、目の骨格によって、最適なアイシャドウの塗り方が変わります。
アイシャドウをのせたら、目を開いたときのアイシャドウの見え方をよく確認します。自分に一番似合う幅が見つかると、1色のみでも垢抜けアイメイクが完成しますよ。
今回は、垢抜けるためのナチュラルアイメイクのポイントをご紹介しました。新しいコスメを増やさずにできるものばかりなので、明日のメイクからチャレンジしてみてくださいね。
この記事のライター
ヘアメイク
森田玲子
3309
美容ライター・ヘアメイク 各媒体にて美容記事の執筆をしながら、現場にでて技術者としても活動の幅を広げる。パーソナルカラー理論に基づく似合わせメイクや、自身のコスメ知識を活かしたライティングを得意とし、幅広い年齢層へのメイクアップを提案。
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