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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。メイクを失敗してしまったとき、どのように対処していますか?修復しようと頑張ってみたものの、逆に汚くなってしまうというケースも少なくありません。そこで今回は、よくあるメイクの失敗をなかったことにできる簡単な裏ワザをご紹介します。
眉メイクに力を入れると、太くなったり濃くなったりしてしまうことはありませんか?眉を描きすぎたときは、スクリューブラシでぼかすと描いた部分をなじませることができます。スクリューブラシは特別に買う必要はなく、アイブロウペンシルの柄に付属されたもので十分です。
太さをごまかした場合は、スクリューブラシでぼかしても薄く色が残って気になることも。その場合は、ファンデーションやコンシーラーをつけた細いブラシで眉のラインをなぞるとキレイに修正できます。
ぼかして眉のラインがぼやける場合は、眉尻をアイブロウペンシルで整えると眉の印象が引き締まります。ぼかしたあとにアイブロウパウダーやアイブロウマスカラなどお好みのアイテムで再度調整することで、理想の眉に近づけるでしょう。
今回使用したスクリューブラシ付きのアイブロウペンシルは、Karen EYEBROW DESIGN「Karen デザインスクリューS」S3 レッド(税込1,980円)。
三角形の太く柔らかな芯でふんわりとやさしい眉を描けるアイテムです。三角形だから角を使えば細く繊細なタッチで描くこともできるため、使い勝手に優れています。
マスカラを塗るとき、失敗して目周りについてしまった経験のある方は少なくないでしょう。皮膚にマスカラがついたとき、ティッシュなどで拭うのはNG。マスカラ液が伸び広がり、余計に汚くなってしまいます。皮膚についたマスカラをとるときは、綿棒を使うのがおすすめです。
マスカラがついた部分に綿棒をあて、伸び広がらないように気をつけながら軽く押し、綿棒をそのまま垂直に引き上げてください。これだけできれいにとれるケースも多いでしょう。粘度の高いマスカラなどは、綿棒を使ってもとりきれず皮膚に残ってしまうことが。
その場合は、オイルや乳液を綿棒に含ませ、乾いた綿棒のときと同様に伸び広げないように気をつけながら軽く押さえるときれいに落とせます。ただし、オイルや乳液を使うとベースメイクまではがれてしまうため、はげた部分の色むらが気になることも。
綿棒にファンデーションをつけ、はげた部分を修復するように部分的に塗るときれいに仕上がるでしょう。状況に応じて綿棒の使い方を工夫することで、最小限のリスクに抑えながら失敗を修復できます。
アイラインをきれいに引けず、ラインがガタガタになってしまう失敗も少なくないでしょう。がたつきを補おうとしてアイライナーで描き足すと、ラインが太く濃くなってしまい、悪目立ちする可能性があります。
アイラインの失敗をごまかしたいときは、同系色のアイシャドウの締め色を使ってみてください。気になる部分をぼかすように締め色を重ねるだけで、失敗部分が目立ちにくくなります。締め色が淡すぎるとぼかすのが難しいですが、濃いめのアイシャドウを使うと違和感なくカバーできるでしょう。
今回使用したアイシャドウは、シャネル「レベージュ パレット ルガール」ゴールデン(税込9,900円)。
2025年夏の新色ですが、近年のアイシャドウパレットのなかでは比較的色が濃いめなので、アイラインをぼかす役割も担えます。存在感のある夏らしい目元を叶えるパレットです。
今回ご紹介したテクニックは、よくあるメイクの失敗のカバーに便利な裏ワザばかりです。忙しい朝でも手早く実践できるので、失敗してしまったときはぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1964
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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