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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「丁寧に眉を描いたつもりが、なんだかしっくりこない」という方も多いのではないでしょうか。仕上がりに納得できない原因は、眉尻の描き方に潜んでいるかもしれません。今回は、40代の方に多く見受けられる気をつけたい3つの眉尻メイクとお直し方法をご紹介します。
アイブロウパウダーで仕上げた眉はふんわりと柔らかなイメージになるものの、眉尻がぼんやりとして締まりのない印象になってしまう方も多いのではないでしょうか。
40代の方は若い頃に眉を抜いて生えなくなってしまったケースが多く、毛のない部分はパウダーでは補いきれないかもしれません。
パウダーのみで描くと毛のある部分と眉尻部分のギャップが強く見え、眉尻がぼやけて見えます。眉尻がぼやけていると表情もぼんやりしてしまうため、眉尻はシャープに仕上げておくことが大切です。
シャープな眉尻を描きたいときは、アイブロウペンシルがベスト。ツールを使い分けるだけで簡単に引き締まった眉に仕上げられます。
眉頭から眉中まではパウダーを使い、眉尻は同系色のペンシルで細く描きましょう。
描き分けた境目をパウダーのパレット内にある中間色で軽くぼかせば、自然な印象になるでしょう。
眉尻で使用したのは、セザンヌ「超細芯アイブロウ」03ナチュラルブラウン(税込550円)。
0.9mmの極細芯で眉を1本1本描きやすく、シャープに仕上げたいときに便利なアイテムです。
アイブロウパウダーは、エクセル「カラーエディットパウダーブロウ」EP01 スプリングモカ(税込1,595円)。
パーソナルカラー別展開のアイテムでスプリング向けのカラーですが、比較的明るめで色のバランスをとりやすく、幅広いメイクと合わせやすいでしょう。
眉メイクにこだわって丁寧に描いていると、つい濃くなってしまうことも。しかし、今っぽい明るめの垢抜け眉を目指している場合は、明るくした部分とチグハグに見える可能性があります。
とくに気をつけたいのが、眉マスカラを塗ったあとの状態です。眉マスカラを塗った部分は極端に明るく見えることがあります。
眉尻の色が濃く浮いて見える場合は、眉尻部分をスクリューブラシでそっとぼかしてみてください。発色を和らげることで色のバランスがとりやすくなります。
眉マスカラを塗った直後だと液が地肌についてしまうおそれがあるため、しっかりと乾いてからそっとぼかすようにしましょう。
眉尻は細いのでゴシゴシこするとぼやけてしまうため、描いた部分だけにブラシが軽く当たるように気をつけながら作業してください。
使用した眉マスカラは、キス「うす眉メーカー」01 ピンクベージュ(税込1,100円)。
ひと塗りで眉の印象がぐんと明るくなり、簡単に垢抜け眉に楽しめます。
眉尻を描くときは、太さにもご注意を。太眉ブームの頃は眉全体を太く描く方も少なくありませんでしたが、ブームが過ぎた現代では違和感を感じやすいでしょう。
眉全体の太さにあまり変化がなく、眉頭から眉尻にかけて同じくらいの太さで描いていると、野暮ったい印象になってしまいます。
眉を描くときは、眉尻に向かって徐々に細くなっていくように気をつけてみてください。太さの変化をナチュラルにつけていくことで、洗練された仕上がりが叶います。
眉尻を描くときは細めに描いておき、形を整えながら1本ずつ足すように描くとバランスをとりやすいでしょう。眉尻には、ここでもセザンヌ「超細芯アイブロウ」03ナチュラルブラウンを使用して1本ずつ描き足しました。
眉メイクは太さや濃さが少し変わるだけで、仕上がりの印象に大きく影響を与えます。色の濃さや太さのバランスに気をつけて、遠目で確認しながら調整すると理想のイメージに近づけやすくなるでしょう。
今回ご紹介した眉に心当たりのある方は、お直し方法を試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1964
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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