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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。トレンドのアイメイクをして、アイブロウメイクもアップデートしているのに、なぜか若々しく見えない…。もしかしたらそれは、顔の下半分のメイクが疎かになっているからかもしれません。そこで今回は、顔下半分の老け見えメイクをー5歳見えメイクにする方法をご紹介します。
口角がくすんでいると印象が暗く見えるだけでなく、口角が下がって見えるので余計に老けて見える原因になります。また、口角のくすみ感と口紅の鮮やかさが対比してしまい、より口角はくすんで見え、口紅は肌に馴染まずに浮いて見えてしまいます。
ー5歳を目指すなら、ファンデーションの後にコンシーラーを使って、口角のくすみを払拭しましょう。この時、口角の延長線上に斜め上に向かってスッと置いた後、あまり広げ過ぎないようにぼかすと、くすみをカバーするだけでなく口角を上げて見せることができます。
真顔の状態でも口角が上がって見えることで、若々しい印象に見えます。
年齢を重ねると唇のボリュームが減ってくるので、ただ口紅を塗るだけでは老け見えメイクになってしまいます。自分の素の唇の色に近いカラーのリップライナーで、唇の輪郭を整えます。
この時、本来の唇のアウトラインよりも1mmオーバーにラインを描きましょう。その後、中を軽く塗りつぶします。
次に、影色のリップライナーで上唇の山の上と、下唇の下部に影のラインを描き、軽くぼかしましょう。
口紅は、はっきりしたカラーよりも、自分の唇のカラーの延長線上にあるような、血色感のあるまろやかなカラーを選ぶと、色の膨張効果でより唇をふっくら見せることができます。
最後に、唇の中央にグロスやプランパーを重ねると、ヒアルロン酸を入れたかのような、ふっくらとした唇に仕上がります。
ほうれい線は顔の中心にあるのでどうしても目立ってしまい、パッと見たときの老け見え印象が強くなってしまうパーツです。
ほうれい線をカバーしようとファンデーションを何度も重ねていて、厚塗りになっている方をよく見かけますが、この方法はカバー力があまりなく、ファンデーションがほうれい線に溜まって、余計に目立たせる場合があるのでNGです。
ほうれい線は小鼻横の始まり部分が1番深いので、ここを明るくカバーすると目立ちにくくなります。ほうれい線のシワの上にはかぶらないように、線に落ち込む影部分にコンシーラーをのせたら、少し上に引き上げるようなイメージでぼかしましょう。
・トーンパーフェクティング パレット00/コスメデコルテ
・オールインワンオーバーリップメーカー02/カラーグラム
・ルージュスターヴァイブラント01/カネボウ
・3DボリューミンググロスB07/fwee
いかがでしたか?老け見えメイクをー5歳見えメイクにする方法をご紹介しました。
顔の下半分の粗を上手にカバーすると、若見えするだけでなく洗練された印象に見えるので、うれしい効果ばかりです。ぜひご自身のメイクに取り入れてみてくださいね!
この記事のライター
メイクアップアドバイザー/日本フェイシャルケア協会認定エステ...
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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