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こんにちは、コスメ&メイクライターの古賀令奈です。「目が大きく見えるようにメイクしたつもりが、濃くなるだけであまり大きく見えない…」とお悩みではありませんか?昔は同じメイクで満足していた方でも、目元が暗く見えたり、ケバく見えたりする可能性があります。今回は、大人が気をつけたい目を大きく見せるメイクについて解説します。
目元をきれいに見せようとして、目のキワまでコンシーラーを塗っていませんか?目の下のクマやくすみを隠しすぎると、目が小さく見える原因になります。
クマやくすみは目元を暗く見せる一方で、暗さによって目元を彫り深く見せる効果が。コンシーラーで陰影を隠してしまうと、肌が明るくなるものの彫りが浅く小さく見えてしまいます。
目周りをコンシーラーでしっかりカバーすることはおすすめしません。気になる部分をカバーしたい場合は、ファンデーションで全体を塗り終えたあと、薄くのばす程度に留めておきましょう。
今回使用したのは、ディオール「ディオールスキン フォーエヴァー イドラ グロウ クッション」(リフィル税込6,710円、ケース:グロッシー カナージュ税込3,630円)。
軽やかなツヤ肌仕上げでありながら、カバー力の高いクッションファンデーションです。SPF50・PA+++と紫外線防止効果にも優れています。
目を大きく見せるために締め色を二重幅全体にしっかりと入れていませんか?締め色には目元の陰影を強めて目を彫り深く見せる効果がありますが、塗りすぎると逆効果になる恐れがあります。
締め色を濃く入れることで見た目の印象は強く感じられるかもしれませんが、目元が暗く重たく見える原因になります。また、影を目立たせたからといって、目が大きく見えるわけではありません。ナチュラルカラーを主流とした今のメイクと反しているため、違和感が強く感じられやすいでしょう。
締め色は目のキワに塗ったあと、ぼかすようにのばしてください。二重幅全体が濃くならないように、薄くのばしていきましょう。中間色となじませるようにぼかすと、自然で美しい仕上がりになります。
使用したのは、シャネル「レ ベージュ パレット ルガール」ゴールデン(税込9,900円)。
ゴールドやピンク系のカラーが配色されたヘルシーな印象のパレットです。締め色は赤みがかったブラウンで、存在感をだしながらも軽やかな目元を楽しめます。
目を大きく見せるために、アイラインで囲むメイクを好まれる方もいらっしゃるでしょう。ラインで囲むことで目周りは強調されても、目を囲むことで目の幅を限定させてしまうため、かえって小さく見えてしまいます。
アイラインは、基本的に下まぶたに入れるのはおすすめしません。下まぶたのメイクはアイシャドウとマスカラだけにしたほうが、目の縦幅が広く見えやすくなります。
線で囲むのではなく下に盛ることを意識すると、目が自然と大きく見えるでしょう。下まぶた全体に淡い色のアイシャドウを広めに塗り、下まつ毛は1本ずつ伸ばすようにマスカラを塗ってみてください。
使用したアイライナーは、ノエビア「リキッドアイライナー」ブラウン(税込3,630円)。
コシのある筆でしなやかなラインが描けるため、お好みの太さに調整できます。汗や水に強いので、夏場にも活躍するアイテムです。
目を大きく見せるつもりのメイクが逆効果になることは少なくありません。自分で気づくためには、さまざまなメイクにチャレンジしてみることが大切です。
試行錯誤してみることで、今の自分にしっくりくるメイクに出合えるでしょう。今回ご紹介した方法を、ぜひ試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1973
企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。化粧品会社・エステティックサロン・食品会社の公式サイト作成も手がける。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。
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